でも彼自身、引退後はジョニーのようなキャスターやコメンテーターへ進む予定はないそうです…。
Adam Rippon & Johnny Weir
先月開催された平昌五輪に出場した、米フィギュアスケート選手のアダム・リッポン選手。ゴージャスな眉毛と見事な演技を披露し、一躍国民的アイドルとなりました。
そんな彼の活躍を、いま妬む人もいるといいます。その人物とは元フィギュアスケート選手で、現在は米NBC局のコメンテーターを務めるジョニー・ウィアー…。ゴシップサイト『ページ・シックス』が掲載した、ある関係者の証言によれば、ジョニーは「アダムに人気を奪われた!」と怒っていたのだとか。
噂話ではありますが、ファンは興味津々。アダムがアンディ・コーエンのトーク番組『Watch What Happens Live』に登場すると、早速視聴者から「ジョニー・ウィアーはあなたに嫉妬していると思いますか?」との質問が飛び出したそうです。
それに対しアダムは、「うーん、もしかしたら嫉妬しているかもね――でも、僕は彼から仕事を奪おうなんて考えていない」と返答。その証拠にアダムは、米NBC局から受けたコメンテーターのオファーを断っています。
そして喧嘩しているわけではなく、ただ「平昌五輪では、お互いに接する機会がなかっただけ…」と説明。「僕たちはお互いに支え合ってきたし、僕も彼にはとても感謝しているんだ。だって彼は、僕のために活動しやすい環境を作ってくれたと思っているから」と。
2人の不仲説が浮上したことに対してジョニーの代理人は、「『ページ・シックス』で報じられている噂は、すべて嘘です。ジョニーは自分の活動を誇りに思い、現役で活躍するアスリートたちを心から応援しています」との声明を発表しました。
また、ジョニーも自身のツイッターで噂を一蹴。
「僕とアダムは長年の友人であり、僕自身も彼の演技の大ファンです。どの五輪選手も、母国に凱旋したら大歓迎を受けるべきです。彼が活躍していること、そして全国民からの応援を受けていることは、心から嬉しいと思っています!」
アダムの引退後のキャリアを巡って、さまざまな憶測が飛び交っています。が、ジョニーのようにキャスターやコメンテーターを目指す予定はないようです。
「では、何がやりたいの?」と司会者に聞かれると、「まだわからないけれど、こういう場にいるのは好きだし、こんな感じでお酒を飲みながらおしゃべりするのも楽しい」とコメント。これだけトークが上手で、国民から愛されていれば、エンタメ業界でも十分活躍できそうですね。
彼は引退後、どんな道を選ぶのか? 引き続き注目していきましょう。
From Cosmopolitan
Courtesy of Adam Rippon, Johnny Weir
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara