さまざまな奇行で、マンチェスター・シティでも伝説となっているマリオ・バロテッリ。そんな彼は、このほどシティへの復帰願望について語っています。
マリオ・バロテッリ
サッカー界の異端児として知られるマリオ・バロテッリは、マンチェスター時代の数々の奇行(バスルームで花火をしたり、ホームレスに大金をわたしたり、フェラーリで自動ドアを通ったりなど…)がプレミアリーグの伝説にもなっているプレイヤーです。
そんなバロテッリが最近、マンチェスター・シティへの復帰願望に関して言及…「報酬ゼロでもプレーしたい!」と語っています。
バロテッリは2010年、インテル・ミラノから2400万ポンドの移籍金でシティに移籍してきました。当時から素行の悪さが目立ったバロテッリですが、2011-12シーズンのリーグ最終節、アグエロが優勝を決めたゴール(解説者のマーティン・タイラーが「アグエロー!」と叫んだあのゴールです)へのラストパスで、一躍シティの伝説となりました。
現在はフランスのニースに所属しているバロテッリですが、この気まぐれなストライカーは最近、「スカイスポーツ」のインタビューのなかで、古巣のマンチェスター・シティについて「マンチェスター・シティは大好きだよ。シティのファンもね。あのクラブが大好きなんだ」と話しました。
また、「シティなら給料なしでもプレーするだろうね。僕にとってマンチェスター・シティで過ごした日々は最高だったんだ」と、バロテッリは語りました。(次ページへつづく)
「マンチェスターに住むのは 大変だった」とバロテッリは明かす
バロテッリはマンチェスター・シティ時代について、移籍当初は悪戦苦闘したというエピソードを語りながら…ペップ・グアルディオラ監督のもとでクラブがうまくいっていることに関して、「嬉しいこと」としています。
写真:マンチェスター・シティ在籍時のバロテッリ。ゴールを決めた後に、「なぜ僕は違った意味で注目されるのか?」と書いたTシャツを、メディアとサポーターに見せつけるのでした。Photograph/ Getty Images
バロテッリは、「正直言って、最初はロンドンと全然違うマンチェスターに住むのは大変だった。当時は少し苦労したよ」として、「でも、フットボールについて言えば、マンチェスター・シティは素晴らしいね。彼らが最近すごくうまくいっているのを見て嬉しいよ。早い段階で、プレミアリーグ優勝を決めて欲しいと思っている」と語っています。
笑い話に事欠かないバロテッリのカムバックは、ぜひ歓迎したいところです。
By Finlay Renwick on December 22, 2017
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊