大人になってからのスポーツの接し方は、別の意味で楽しいものとなっていませんか。『エスクァイア US』のエディターは、スポーツシーンにおいての飲酒が意外と楽しいものであることを発見しました。

 ここでは飲酒しながらプレーすると楽しめる、18のスポーツを紹介しています。

◇スポーツと飲酒の関連性とは

 ゴルフはまさに、飲む必要のあるスポーツです。冷たいアルコール飲料を手にして、カートを運転する。あなたは屋外にいて、数百ヤード近辺には非難するような人は誰ひとりいないのです。さらに最も重要なのは、素早い反射神経や酸素の消費を要するスポーツを行っているわけではないことです。しかし、ゴルフだけが冷たいアルコールドリンクの恩恵を受けることのできるスポーツではありません。多くのスポーツは、時折アルコールを口にすることにより、効果を上げることができます。適切な飲み方を紹介しましょう。

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1. ゴルフ

 まず、素面の状態でラウンドを開始します。その後、適宜調節しながら飲むのです。ビールを何杯か飲めば、リラックスしてスイングできることでしょう。当日のプレイがひどすぎても、もう何杯か飲めば、しくじりも忘れることができるし、遂にはスコアが105に達していないことすら、気にならなくなるのです。ゴルフが、文字通り「バーから数フィート」のところで終わることもある唯一のスポーツであるのには、理由があるのです。 


2. ダーツ

 ダーツはスポーツなのか? ダーツに携わる選手を検索すれば、その答えは「ノー」と言いたくなることでしょう。ですが、ダーツがスポーツであるとするならば、おそらくダーツこそ酒を飲む必要のある一番のスポーツであるといえるでしょう。腕がゼリーみたいにグニャグニャになるまで飲み、ぼやけた眼に映るのは、的のみといった具合がベストかもしれませんね。 


3. ボウリング


 ボウリングは設備をレンタルするのと同時に、ビールのピッチャーを購入することのできる唯一のスポーツです。ですが、彼らはよくこんなジョークを言います。「ビールもレンタルのみですよ」と。ボウリングの通路では、がぶ飲みしている人の姿がよく見られます。ボールを確実にレーンに落とすのに、子供用のカートが必要になる手前まで飲めばいいのです。


4. ボッチェ


 エスプレッソをすすりながら、かつてイタリア人が好んだボッチェが、今や都市の若い富裕層の間で人気を集めています。シカゴのウィッカー・パーク・ボッチェ・クラブやブルックリンのユニオン・ホールが人気スポットなのです。何故ボッチェなのか? タイトジーンズをはいたビール愛好家の若者にぴったりなスポーツだからです。筆者が見る限り、ひどい酔っ払いであれ、素面であれ、誰もが同等の残念なスキルなので、好きなだけ飲めばよいのです。

釣りをしながら飲むのは王道!?

5. 釣り/狩り

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 釣りや狩りをする人もスポーツマンと呼んでいますが、彼らのするスポーツは、バーボンの小瓶をポケットに入れ、プレイ場で冷たい一杯を手にすることができます。飲み尽くすまで、あるいは何かを捕まえるまで、飲み続けていればよいのですから。 


6. ボディビル/ウェイトリフティング

 アーノルドはかつて、「ミルクは赤ん坊の飲み物だ。体を大きくしたければ、ビールを飲まなければならない」と言いました。確かに何杯か飲めば、自己記録を更新して持ち上げる力が突如沸いたと思えてくるのです。まずは落ち着いて、深呼吸しましょう。 


7. ソフトボール

 緩やかなアンダーハンド投げの大きなボールを打てず、見逃すかもしれません。このスポーツは半イニングごとに、ダグアウトでビールを飲みたくなるスポーツなのです。多くのビールリーグは男女合同で行われ、チームメイトが気に入れば、7イニングのゲームもデートになるというおまけもついてくるのです。

ビールを良く飲むスポーツと言えば野球!?

8. 野球

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 かつて酔っぱらった状態で打席に入り、3球見逃して、真ん中にボールが来たときに簡単に打ったミッキー・マントルでないのなら、飲まないほうがいいでしょう。(マントルは当然、ホームランを打った。)



9. バスケットボール

 ジャンプするようなときには飲んではならない。年間100万件のトランポリン事故がこれを証明していますから。 

 
10. アメリカンフットボール  

 ヘルメットを被った状態でヘルメットを被った相手に突っ込む場合、飲んではいけません。でも、飲んでいたら、こうした馬鹿げたことをもっとやりたくなることでしょうね。 

 
11. ラグビー 

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 頭を覆わない状態で狂人の頭に突っ込んでいくなど、これはどうかしていますよね。だからこそ疑うことなく、ラグビー選手はヘラクレス的な飲んベえでなければならなく、試合前も試合中も、ずっと飲んでいるのです。なんてことでしょう、泥だらけのシューズを使って嬉しそうに飲んでいますよ(笑)。

 
12. ホッケー 

 一見すると、飲むこととスケートは相容れないことのように思われます。が、しかし、大人の飲み物を大量に飲めば、スケートをしているかのような気分になるのはよくあることなので、問題はありません。ラインシフトの合間に、一杯ひっかければよいのですから。 

 
13. サッカー 

 プロのサッカー選手が、常にグラウンドに倒れ、転がり回っているのは、激しいぶつかり合いのせいなのでしょうか? イタリアのナショナルチームは、暴飲後のバーボンストリートにいる仲間たちのようにも見えたりしますね。

サイクリング中に飲酒することが可能!?

14. テニス 

 左右前後に全力疾走するというテニスの試合で飲んでいたら、確実にコート場で吐いてしまうことでしょう。ところで、1996年のUSオープンでのピート・サンプラスは、いったい何を飲んでいたのでしょうか? 


15. サイクリング 

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 サイクリングは、カップホルダーが公式備品の一つとなっている唯一のスポーツです。だからこそ、こっそりと何かホップの入った飲み物を入れることもできるのです。自転車を走らせるのに、補助輪が必要になる手前まで飲めばよいのです。ツール・ド・フランスの薬物規制により、レース中の飲酒検問を受けた選手がいまだかつて一人もいないことをお忘れなく。

 
16. ランニング 

 真夜中に疲れ切った状態のとき、街中を走りたくなることがあります。しかし、ランニングは素面のときに行う典型的なスポーツなので、夜遅くに飲むならば許されるのです。筆者は個人的に距離や消費カロリーをチェックせず、その夜ビールを何杯飲めるか、頭の中で計算しています。(ビアマイルというものが存在することをご存知ですか) 

 

17. クィディッチ(『ハリーポッター』に登場する架空のスポーツ) 

 もし自分が空飛ぶほうきに乗って、クアッフルを得点する魔法使いだと信じていて、本当のスポーツを一切しない、ただのオタクでないのであれば、酒あるいは幻覚剤を混ぜたものを大量に飲めばよいのです。 

 
18. テレビゲーム 

 マウンテン・デュー(欧米などで販売されているソーダ飲料)のコードレッド味に執着していれば、問題ありません。

Source / ESQUIRE US
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。