衝撃的過ぎるプレー内容に、相手クラブのサポーターはただ静かに凍りつく術しか思いつかなかったようです…。

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 Watch Wayne Rooney Roll Back The Years With This Impossibly Satisfying Last-Minute Assist

 2018-2019シーズンより、活躍の場をイングランドからアメリカへと移した元イングランド代表のウェイン・ルーニー選手。かつて、イングランド代表の中心選手であった彼の輝かしい活躍は、遠い過去のものかと思っていたのですが…。新天地となったDCユナイテッドで、彼は再び輝きを放っているのです。 

 メジャーリーグサッカー(MLS)第2節、オーランド・シティ戦に出場したルーニー選手。2対2で同点となっていた後半50分に、まずオーランド・シティのカウンター攻撃をスライディングで防ぎました。そしてその後、ドリブルで右サイドを駆け上がると、オーランド・シティのゴール前にポジションを取っていたMFルシアーノ・アコスタ選手にクロスを上げました。 

 完璧で伸びのあるファーポストへのクロスは、手前の相手ディフェンダーの頭を超えて…的確にアコスタ選手が頭で合わせるに絶好の配球となりました。「ゴール!」…これがDCユナイテッドの決勝点となり、勝ち点3を手にしたのです。 

 ゴールを決めたアコスタ選手はこの日、3点目となって見事ハットトリックを達成したのでした。 

 ロスタイム残り1分に決まった決勝ゴールに、DCユナイテッドの選手たちはアコスタ選手の元に駆け寄り、ゴールを祝っていました。その一方で決勝ゴールの立役者となったルーニー選手のもとには誰も集まらず…、主将ルーニー選手は冷静な表情を見せていました…。

タックル→超ロングアシストの衝撃的なプレーがこちら 

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 ルーニー選手は、「とても不思議な試合だったね。なにせ、たった5秒間で決勝ゴールを挙げられたのだから」とコメントしました。また、「相手が10人であったため、僕たちはもっと良いプレーをすべきだったけど、勝てたことが何よりだよ」と続けて語りました。 

 また、スライディングタックルでカウンター攻撃を防いだことに、「本当のことを言うと、僕たちのコーナーキック後にカウンター攻撃が来ることはなんとなく想像できていたんだ。普段、コーナーキックでは僕はペナルティエリア内に入ることが多いんだけど、あのシチュエーションでは速攻への対応も考慮しないと…と思ったので、僕がその役目をはたそうとペナルティエリアの外にいたんだよ。カウンター攻撃を受けたときは、とにかく全速力で走って相手に追いついたよ」と、危機一髪のシーンも振り返っています。 

 イングランド・プレミアリーグから離れて、テレビでルーニー選手の姿を見ることが少なくなりました。ですが、今でも彼はあらゆるスキルを新天地となったDCユナイテッドで披露しているようです。今後のルーニー選手の活躍に注目してみましょう。

 アコスタ選手によれば、ルーニー選手自らカウンターに備える“守備要員”を買って出ていたそうです。また相手監督も、「全速力で戻ったルーニーを大いに讃えなければいけない」と脱帽していました。

それではもう一度、ルーニー選手へフォーカスした映像をご確認ください。

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By Nick Pope on August 13, 2018
Photos by Getty Images 
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Shun Yamanoi
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊