さいたまスーパーアリーナに設置されたリンク中央付近でフィニッシュを決めた宇野選手は、冷静な表情で何度もうなずいたのでした…。
2018年10月6日に行われた「フィギュアスケート ジャパンオープン2018」にて、宇野選手は背負った重圧をものともしない演技によって、五輪メダリストの貫禄を見せつけたのでした。皆さんお待たせしました、フィギュアのシーズンとなりました。そして開幕早々、今季さらなるステージアップを予感させる頼もしい演技を見せてくれたのが宇野選手だったのです。そこで、そんな宇野選手へのリスペクトを込め、そしてシーズンインを祝して、これまでの宇野選手を振り返ってみました。
フィギュアスケート ジャパンオープンとは、日本、北米、欧州の3地域によるプロアマ混合のチームによるフィギュアスケート団体戦です。
2018年10月6日(土)に開催した「フィギュアスケート ジャパンオープン2018」にて、4分間の演技を終えた宇野昌磨選手は小さく何度もうなずいていました。 この大会はフリーのみで行われ、平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(20歳)選手は、ISU(国際スケート連盟)非公認記録ながら今季世界1位となる186.69点をマークしたのでした。ちなみに、2010年開催のバンクーバー五輪代表であった織田信成選手(31歳)も出場し、176.95点と今季世界3位”となる高得点でした。結果としては…この大会は日本・北米・欧州の代表男女2人ずつの合計で争われるもので、日本は621.91点で2年ぶりの優勝をはたしています。 話を宇野選手の戻しましょう。 フィニッシュを決めた宇野選手は、冷静な表情で何度もうなずいたのです。最初の2本の4回転ジャンプは連続して失敗していました…ですが、「最後まで諦めない気持ちと練習の成果が出た」というコメント通り、その後は見事に立て直しを図り、4回転→2回転の連続トウループなど高難度のジャンプを次々と決めたのでした。 「例年よりもいい調整ができている」と宇野選手のコメントは、例年よりも力強く感じた人も多かったことでしょう。 昨年は同大会ではミスを連発し、「自分のせいで優勝できなかった。今回は必ず優勝」と誓った矢先のことだったそうです。先に演技した織田選手がノーミスで、今季世界3位”をマークすることに…。この大きなプレッシャーにも打ち勝ち、「織田さんより点数が低いと、違う意味で立場がない。現役としていいのかという…」とのコメントも残しています。 「ひとつでも多く、自分が『良かった』と思える試合をしたい」と気合を入れる宇野選手の姿は、とても印象深かったファンも多いことでしょう。 いよいよ2018/2019シーズンも開幕です。 2018年10月19日からは「2018/2019 ISUグランプリシリーズ」の第1戦として、「2018年スケートアメリカ」から開幕します。ただし、宇野選手が参戦するのは、同年10月26日から開催となる第2戦「2018年スケートカナダ」からとなります。 開幕を前に、ウズウズとワクワクで悩ましい思いに陥っている人も少なくないでしょう。「その気持ちを緩和できれば幸いです」という気持ちを込めて、ここで宇野選手に関して振り返ってみましょう。 氷上でのパワフルな演技と、自然体な素顔のギャップで“国民の弟”として愛されている彼が、今までに残してきた”ほのぼの”名言を集めてみました。ファンの女性の皆さんの“しょーま愛”は、これでますます深まることでしょう。そればかりでなく男性たちこそ、その擬似的な兄弟愛がますます深まるに違いありません。
「試合のときに起きていられたらいいかな、と思っています」―2016年GPロシア大会に向けてのインタビューにて
「体調管理めっちゃ下手なので、マジで今眠いです」
「失敗したほうが『頑張るぞ』となる」
「野菜を食べているときが一番つらい」―2017年、スポーツ番組『グッと!スポーツ』にて
「リフレッシュしなければ…と思うけど、やることがない」
「この後に表彰式があるんですか?」―2018年、平昌五輪で銀メダル獲得後、インタビューで表彰式があると聞いて
「ハマれるわけがない」
「気づいたら日が沈んでいた」―2017年、ドキュメンタリー番組『アスリートの魂』にて
(スケートとゲーム、どちらを選ぶかと聞かれて)「ゲームですよ」―2017年、ドキュメンタリー番組『アスリートの魂』にて)
「スケートより努力してます」―2018年、平昌五輪後のインタビューにて
「(選手村では)日本にいるときよりも、ゲームができているので満足だった。ずっとぐうたらな生活を送ることができて、楽しかった」―2018年、平昌五輪後のインタビューにて
「昨日の自分に勝ちたい」
「これがパーマなのかどうかもわからない。(美容院で)寝て起きたらこうなっていた」―2016年、GPロシア大会でのインタビューにて
「誕生日は、祝ってもらうより親に感謝する日」―2016年、全日本選手権後のインタビューにて
「特に大事に扱おうと思っていないので、触りたい人がいれば触ってください」―2018年、平昌五輪後のインタビューにて
「恋ですか。僕は忙しすぎる。ゲームとスケートでいっぱい。ゲームがおろそかになりつつあるので、ゲームの大会に出てみたい」―2018年、中日新聞朝刊にて
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