AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017決勝第2戦が、2017年11月25日に埼玉スタジアム2002で行われました。
決勝ゴールを決めたFWラファエル・シルバ選手。Photograph /Hiroki Watanabe(Getty Images)
浦和レッドダイヤモンズ
この日、埼玉スタジアムは異様ともいえるhごど、赤に染まっていました。前売りの段階でチケットが完売。開けてみれば、5万7727人の大観衆が詰めかけたのでした。
そんな大舞台で浦和レッドダイヤモンズは、サウジアラビアのアル・ヒラルに対し1-0で勝利! 2試合合計スコアを2-1とし、見事、10年ぶりのアジア王者に輝きました。
浦和レッドダイヤモンドの堀 孝史監督がAFCチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げ、優勝の歓喜に舞う選手たち。Photograph / Masashi Hara(Getty Images)
試合は、アル・ヒラルのキックオフで開始しました。
浦和は前半、幾度も敵陣にボールを運んではいくももの、アル・ヒラルの守備陣を崩すことはできませんでした。前半15分を過ぎたあたりから、今度はアル・ヒラルの攻める時間帯も増えてきます。26分にはMFアルダウサリ選手が中央からドリブルで抜き、エリア手前から強烈な右足シュートを放ち、あわや…。しかし、ボールはバーの上へ外れたのでした。
その後もアル・ヒラルに攻められるも、浦和DF陣が奮起。MF陣の献身的なプレスも加わって攻撃の芽はひとつひとつ摘むことができ、前半を0-0で終了することに…。
そして後半。
早々の2分には、敵エリア内でグラウンダーのクロスを受けたMF長沢選手が後方に落とし、そのボールを走り込んできたMFラファエル選手がシュートを放つも、ゴール左に外れます。一方アル・ヒラルも14分に、CKからMFミレシ選手にシュートを放たれますが、浦和の守護神・西川選手がしっかりとキャッチします。
その後も浦和は攻めの姿勢を忘れず、幾度も敵のゴールを脅かすも、GKアルムアイウフ選手にセーブされるのでした。
そして、後半33分に試合は動き出します。
アル・ヒラルのアルダウサリ選手が、2枚目のイエローカードを受けて退場に。すると浦和レッズは、数的優位から攻めの姿勢をトップギアへとシフトします。そして後半43分です。エリア手前右でパスを受けたラファエル選手が、右足を振り抜いくとボールはアル・ヒラルのゴールに突き刺さります。ここで浦和が先制!!
そうしてそのまま逃げ切り、浦和レッドダイヤモンズは2017年12月からアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるクラブワールドカップ出場権を獲得したのでした。
浦和レッドダイヤモンズ、おめでとうございます! そして、クラブワールドカップ期待しています!!
ACL大会MVPには、MF柏木陽介選手が選ばれました。AFC会長のサルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファ氏とともに。Photograph / Masashi Hara(Getty Images)
中継が中断された表彰式の様子は?
Congratulations to the #ACL2017 champions @REDSOFFICIAL! pic.twitter.com/VhQOXSFbTm
— #ACLFinal (@TheAFCCL) 2017年11月25日
特に、守護神・西川選手に笑顔がたまりません。
そして、決勝点をゴールしたラファエル選手のインタビューもご覧ください。
#ACLFinal Man of the Match Rafael Silva interviewed by Urawa's #ACL2007 MVP Yuichiro Nagai! #URAvHILpic.twitter.com/lfFlPT8IoQ
— #ACLFinal (@TheAFCCL) 2017年11月25日
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着こなす浦和レッドダイヤモンズ
Photograph / Getty Images
Courtesy of azabu tailor
編集者:小川和繁