W杯ロシア大会に向け、オーストリア・ゼーフェルトで合宿中のサッカー日本代表。そのなかでDF長友佑都選手が2018年6月10日、真っ黒だった自身の髪の色を明るい金色にして練習場に現れ、注目を浴びています。
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Yuto NAGATOMO
チームはこの日、練習を冒頭の15分間だけを公開。練習を終えた長友選手は、明るく笑いながら「心機一転したかったんです――スーパーサイヤ人になりたかったんですけど、ただのスーパーゴリラになってしまいました」と、記者団にコメントしています。
そう、まさにあの人気マンガ『DRAGON BALL(ドランゴンボール)』に登場するスーパーサイヤ人の出で立ちです。
この劇的な変身ぶりに、ファンから驚きの声が上がっています。「チームに笑顔を提供する長友はさすが!」「これで雰囲気を変えて欲しい」と支持するファンがいる一方、「緊張感が感じられなくて、少し残念」「見た目はどうでもいい…」とがっかりするファンも…。
それだけ日本チームを牽引する選手のひとりとして、関心度が高いことだとも言えるでしょう。
W杯開幕まで、残すは12日のパラグアイ戦のみ。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待しましょう! (次ページでは、長友選手のコメント動画を公開)
長友選手の考えは? このコメントでご理解ください。
2018年6月8日のスイス戦を惜敗(0-2)ののち、ベースキャンプであるオーストリア ゼーフェルトに戻った日本代表。練習を再開した10日、長友選手はその練習後の行われたインタビューの動画をご覧ください。
コメントを聞けば確認できると思いますが、彼ばかりでなく日本代表全体が現状を真摯に受け止め、相当の危機感を抱いて練習に臨んだことがうかがわれます。「これまでにないぐらいの危機感が僕にはあります…」と長友選手はコメントしています。つまりは、ピッコロ大魔王クラスの強豪国をも倒す負けない心で精進していく姿勢をここで見せたのでしょう。そしてそこには、長友流の少しばかりのユーモアを盛り込んでのことかと理解しました…。
この心構えを維持し、ぜひとも6月12日のパラグアイ戦で弾みをつけてもらいたいと思います。そして6月19日、予選第一戦目となるコロンビア戦には万全の状態で望んでほしいものです。
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Text / Lumiere SATE, Kaz OGAWA