はたして、次期iPhoneはポケットに入りきらない大きさになるのでしょうか?
iPhone
スマートフォンとタブレットを隔てる一線がどんどん曖昧になっています。
そうしたなか、アップルは2018年秋に、これまでで最も大きなiPhoneをリリース予定となっています。その裏には、スマートフォンとタブレット…その2つのカテゴリー間にあるギャップの橋渡しとしての役割を担わせようとしているのではないでしょうか。
2018年2月27日(火)にBloombergが報じた内容によれば、アップルが投入の準備を進めているのは「iPhone X Plus」という名前の6.5インチ・スクリーンを搭載する製品です。6.5インチのスクリーンというのは、現行の「iPhone X」に搭載されている5.8インチの画面と比較して約12%大きく、「iPad mini」の7.9インチ画面よりもわずかに1.4インチ小さいだけです。
さらに重要なのは、おそらくこの6.5インチ画面がサムスン製「Galaxy Note8」の6.3インチ・スクリーンよりも大きいという点です(ほんの少しだけですが…)。
テックメディアの「MacRumours.com」には、「iPhone X Plus」のプロトタイプを撮したスナップショットと称する画像が掲載されていますが、これをみると同端末に搭載されるエッジ・トゥ・エッジのスクリーンが全体に占める割合は、iPhone Xよりもさらに大きくなっているようです。
Tweet内のコメント:「iPhone X Plus」のディスプレイおよびデジタイザーと称されるものの流出画像]
また、アップルはもっと小型で値段も安いiPhone Xの新バージョンを開発しているとも報じられています。ちなみにiPhone Xの英国での価格は、64GBバージョンが999ポンド(約14万5000円)。この小型バージョンのほうは背面がガラス仕上げで、エッジの部分はステンレスではなくアルミとなり、スクリーンも有機EL画面(OLED)の代わりに液晶画面になるようです。
ただし、iPhone Xのスーパーパワーが、この新機種にも引き継がれるかどうかはわかりません。念のためではありますが、(ノキアが新たに発表していた)マトリックス・バナナフォンを選んだ方がいいかもしれませんよ。
By Esquire Editor on February 28, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊