この最新航空機「Cora」の強みは、垂直離着陸機であること。垂直および水平移動ができる完全に分かれたプロペラを備えており、滑走路を必要としていないのです。そして電動式なので、無駄な排出ガスも出さずに、空を飛ぶことができるわけです。

スペックは時速90マイル(およそ時速145キロメートル)以上の最高速度を誇り、一度の充電で60マイル(およそ96キロ)飛行することができます。パイロットを除いて乗客は2人ほど乗れるスペースがあり、完全な自動操縦システムまで搭載しているのです。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Meet Cora
Meet Cora thumnail
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上の動画をご覧になればお気づきと思いますが、「Uber」や「Airbus」のような他社のエア・タクシーはまだコンセプトアートのように見えます。ですが、このキティホーク社の航空機は、プロトタイプと呼ぶにはリアル感に、まさに富(飛)んでいます。

こちらはニュージーランドでのテストの後、政府との友好関係を確立。2021年(通常は2年かかるようですがさらにもう1年かかるようです)には、早くも発売を予定しているようです。

「エア・タクシーなるものが現在となるか?」に関しては、まだまだ疑われる理由はたくさんあります。

ですが、多くの人がこの試みを続けようとしていることは間違いありません。ほかに今後、新しいアイデアが何も生まれなければ、私たちの生活はこのようなエア・タクシーに頼らざるを得ない、それはいまのところ否めないのではないでしょうか。

Source / POPULAR MECHANICS
Translation / Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。