おそらく誰もが一度は名前を聞いたことが
あるかもしれない、「エミレーツ航空」。 

おそらく皆さんのなかには、
UAEのバブリーな航空会社に違いない!と
思う方々も多いかもしれません。 

今回、実際にエミレーツ航空に乗り込み、 
パートナー契約をしている 
ワインやシャンパンについて、 
メンズ・プラスのカルチャー担当・ノーイが 
取材してきました。

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エミレーツ航空

 先日、エミレーツ航空「PART1:機内・ラウンジ編」を皆さんにお届けしました。機内やラウンジの様子を見るだけで、すでにラグジュアリーであることは把握できたかと思います。今回は、エミレーツ航空がグローバルパートナーとして契約している著名なワインやシャンパンなどについて、紹介いたします。今回、ワインやシャンパンの素材であるぶどうがどのように育てられているのか、そして実際のぶどうの鮮度についてなど実際にフランスで体験してきたことや情報を皆さんと共有いたします。 

 フランスのリヨンに到着した私たちですが、そのまま空港からブルゴーニュ地方にある小さな村、アロース・コルトンに向かいました。人口が200人未満の小さな村なのですが、実はブルゴーニュ地方でも有名なワインの産地なのです。 
 

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写真:こぢんまりとしたアロース・コルトン。人口が少ないため、住民とすれ違うことはありませんでした。 

  
 ぶどうの栽培面積は、赤が111.83ヘクタールで白は1.04ヘクタール。白ワインよりも赤ワイン用のぶどうが圧倒的に多く栽培されているのです。注目点としては、ブルゴーニュ地方のなかで標高が最も高く、標高300m前後にてぶどうが栽培されているのです。赤ワイン用に栽培されているぶどうの品種はピノ・ノワールで、白ワイン用に栽培されているぶどうの品種はシャルドネ。ブルゴーニュ地方のなかでは唯一、赤と白、両方の特級畑を有しているとてもユニークな村として知られています。 

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写真:丘の上から見下ろすと、広大なぶどう畑を一望できます。 

 今回、取材を行ったのはワイン好きであれば、おそらく一度は耳にしたことがあるかもしれない、ブルゴーニュを代表する「伝統と革新」のワインメーカー、ルイ・ラトゥールのワイナリー。1768年からずっと、このアロース・コルトンでぶどうの栽培とワイン作りをしている偉大なるワインメーカーなのです。 

 ワイナリーの風景を撮影していると、近くに大きなトラックを発見します。荷台をのぞいてみたところ、大量のピノ・ノワールがありました。そして、ぶどう摘み担当のマッチョな青年が少し苦しそうにバスケットを背負いながら、トラックに近づきます。やはり疲労が腰と背中にかなりくるようでして、単純作業に見えますが相当な体力が必要とのことです。 
 

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写真:分担作業を行いながら、大量のピノ・ノワールを収穫する彼ら。鍛えられた体を持つこちらの彼ですが、肩や背中が筋肉痛になることがあるようです。 

  
 はたして、ルイ・ラトゥールのワインはどのような味わいなのか、ティスティングを行いました。まず、赤ワインなのですが美しいルビー色であることが分かります。ひと口飲んでみると先ほどワイナリーで発見したぶどうのほかに、どこかベリー系の香りがするのです。一方、白ワインはさっぱりとした味わいで、こちらもやはりフルーティーな味わいとなっています。ちなみにこちらの白ワインは、世界中のワイン愛好者たちが競って手に入れようとしているとのことです。 
 

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写真:テイスティングセッションでは、赤ワインと白ワインをいただきました。美味しさのあまり、数杯いただき至福の時間を過ごしました。テイスティングが終わると少し不思議な酔い心地になりました。 

  
 注目すべき点としては、大半のメーカーが発酵期間に3週間費やしていますが、ルイ・ラトゥールは10日から15日間と短く設定しているようです。そのため、ピノ・ノワールがもつぶどう本来の魅力が、自然にあふれ出ているとのことです。ちなみに、ルイ・ラトゥールのワインはとても繊細であるため、和食との組み合わせも絶賛されているようで、エミレーツ航空の機内食(和食)と一緒に飲まれる方も少なくないようです。 

 
もうひとつのワイン名産地・メルキュレにも訪問 

 アロース・コルトンで赤ワインを思う存分味わった私ですが、それならばおいしい白ワインも味わおうではないかと思い、ブルゴーニュ地方のメルキュレ村にあるシャトー・ド・シャミレーを訪問しました。メルキュレ村は白ワインの名産地として知られていて、多様な土壌と気象条件を反映したワインになっています。 
 

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写真:シャトー・ド・シャミレーのワインヤード。広大な敷地を誇っていて、多くの観光客が訪れているとのことです。 

  
 シャトー・ド・シャミレーのワイン畑は38.45ヘクタールとメルキュレ村では、最も広いワイナリーとなっていて、ピノ・ノワールやシャルドネがたくさん栽培されていることで有名なのです。18世紀初期に建てられたシャトー・ド・シャミレーは眼下にフランス庭園を有する、イタリア建築に影響を受けたエレガントなシャトーであり、畑に囲まれた岩だらけの丘にある建物から一望する、夕焼けの景色は実に素晴らしいものです。 
 

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日本でもリピーターの多いヴーヴ・クリコをのぞく

 ブルゴーニュ地方でワインをとことん満喫したのですが、まだまだ旅の予定がぎっちりと詰まっています。次に訪問した場所は、多くの世界的シャンパンを生み出すシャンパーニュ地方のランス。パリから鉄道で約1時間30分の場所にある、中規模都市のランスは昼と夜で違う雰囲気を楽しむことができます。特に夜のノートルダム大聖堂の壮大なゴシック建築の景観には、きっと皆さんも驚かれることでしょう。 

 ところで、皆さん。こちらのイエローラベルを日本でも見たことがありませんか? はい、そうです。フランスが誇る人気シャンパンのひとつである「ヴーヴ・クリコ」です。シャンパンの輸出シェアで日本は世界第2位にランクインしており、多くの日本のシャンパン好きに長年にわたって愛飲されてきました。 
 

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写真:日本でも人気が高い、ヴーヴ・クリコ。グラスに注いだ瞬間、鮮やかな泡が表面まで立ち上ります。 

  
 今回訪問したのは、このヴーヴ・クリコのシャンパンセラーです。ランスの中心地近くにそびえ立つ壮麗な建物でレセプションを通じて、シャンパンセラーを取材してきました。さすがに、セラーを見るだけでは詳しいことを知ることができないため、セラー見学ツアー(予約制)に参加しました。すべて英語でツアーが行われるのですが、とても細かく説明してくれて料金は25ユーロです。所要時間は約1時間でその後はゆっくりとシャンパンを味わうことができます。 

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写真:こちらの扉を開いて、セラー見学ツアーが始まります。地下深くまで潜るので、上からはおるものがあるとちょうどよいです。 

  
 ここで、少しばかりヴーヴ・クリコの歴史を振り返ってみましょう。1772年にフィリップ・クリコ=ムーリオンがランスに、多角事業を行う企業を「クリコ」の社名で設立したことから長い歴史が始まります。その後フィリップ・クリコ=ムーリオンが死去したあとに、義理の娘のヴァーヴ=ニコル・クリコ(後に「マダム・クリコ」として知られる)が経営を引き継ぎ、シャンパン事業とほかの事業を切り離し、1810年に「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」と改名します。その後、1803年に勃発し1815年まで続いたナポレオン戦争前後に生産数および販売数を拡大。ロシア帝国の王室への売り込みに成功し、国外への輸出量も増加しました。第一次世界大戦や第二次世界大戦でぶどう畑および生産施設にダメージを受けるものの、その後復活したことでも知られています。 
 

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写真:地下に下りると、大量のシャンパンが目の前に!かなり古いヴィンテージものも眠っていて、ヴーヴ・クリコのすべてをここで知ることができます。 

  
 ヴーヴ・クリコの注目点としては、通常のシャンパンの倍の30カ月にわたりじっくりと熟成しているため、リッチで複雑ながらもスムーズなテイストが生まれているのです。日本では女性ファンも多く、デートや記念日に一緒に味わってみるのもいいでしょう! 

 現在では、世界有数の高級ブランドであるLVMH傘下に属していて、日本を含めた世界各地の市場で積極的に販売網を広げ、世界有数のシャンパンブランドとして君臨しています。エミレーツ航空では、ヴーヴ・クリコを25年間空の旅で提供しており、食事または軽食の際などに楽しむことができます。 

 シャンパン愛好家が多い日本では、ヴーヴ・クリコのイエローラベルは今後も愛されつづけるに違いありませんね。

「シャンパンの王様」ドン ペリニヨンのワイナリーに潜入

 おそらく誰もが一度は耳にしたことがある「ドンペリ」ことドン ペリニヨン。日本では富裕層の方々がパーティーなどで飲んでいる、ラグジュアリーなシャンパンとして知られています。最高級の味わいを楽しめることから、「シャンパンの王様」と呼ばれ、誰もが一度はその至福の時間を味わいたくなる存在です。 

 そこで今回、特別にこのドン ペリニヨンのルーツをたどり、ワイナリーを見学することもできました。シャンパーニュ地方のオーヴィレールに位置しており、標高がやや高めのため景観がとにかく素晴らしいのです。 
 

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写真:こちらのワイナリーから「シャンパンの王様」が生まれるのです。一歩踏み入れるのに、勇気がいります。 

  
 ぶどうはピノ・ノワールがメインであるため、そのリアルな姿をひと目見ようと、ピノ・ノワールを摘んでみました。思っていたよりも粒は小さめですが、近くでその匂いを確かめてみたところ、ぶどうならではの酸っぱい匂いを感じることができます。直接味わってもいいとのことでしたので、一粒いただいたのですが今までに食べたことのない甘さとぶどうの酸っぱさがバランスよくブレンドしている味わいでした。 
 

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写真:ぶどう摘みに初挑戦してみました。専用のハサミで根元を切り、熟成したぶどうをバケツに落としていく作業。いい運動になりました! 

  
 ここで少しばかり、ドン ペリニヨンの歴史について触れておこうと思います。オーヴィレール修道院のセラーマスターであったドン・ペリニヨン修道士が、1681年に偶然造り出した発泡性のワインはシャンパーニュと名付けられ、以降多くのシャンパン(スパークリングワイン)が世界中で造られてきたのです。これまで多くの自然災害を乗り越えて、「シャンパンの王様」として長年君臨し続けていることは実に素晴らしいことですよね。 

 ドン ペリニヨンの特徴といえば、気候条件に恵まれた年の良質なぶどうが収穫できた年に造る、単一年のぶどうによるシャンパンである「ヴィンテージ・シャンパン」に属しており、厳格なルールに則っていることが広く知られています。基本的には「ぶどうの状態が良い年のみ収穫している」ため、年によっては製造を行わない場合もあるのです。私がぶどうを摘んでいる際にも職人の方より、「このぶどうは完璧に熟していないから、バケツの中には入れないでね」とレクチャーされました。 
 

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写真:この日、ヴィンテージもののドン ペリニヨンを味わうことができました。口当たりがとても優しく、すっきりとした味わいが特徴でした。 

  
 ドン ペリニヨンは5種類のシャンパンを提供しており、日本でよく知られているのはスタンダードな味わいの「ドン ペリニヨン」、女性に人気の高い「ドン ペリニヨン ロゼ」、15年ほど熟成させて造られる「ドン ペリニヨン エノテーク」などです。この3種を超えた存在として、ドン ペリニヨンのなかでも最も味わい深いといわれているのが、熟成を経て飲みごろになる時期を2回または3回迎えた「P2」または「P3」です。どちらも希少価値の高いシャンパンであり、極少数しか出回っていないとのことです。  

 実はエミレーツ航空のファーストクラスでは、「シャンパンの王様」ドン ペリニヨン4種類のなかから、路線によってセレクトしているものを好きなだけ飲むことが可能なのです。普段、あまり飲むことのできない希少価値のあるシャンパンを空の旅で楽しむことが可能なのです。リラックスしながらドン ペリニヨンを楽しんだり、食事の際に一緒に味わうこともできます。 

 エミレーツ航空はドン ペリニヨンのシャンパンを過去25年間、機内で提供し続けていて、ドン ペリニヨンのNo.1グローバルパートナーとして知られています。そして、注目すべきなのは、ドン ペリニヨンが誇るヴィンテージものをファーストクラスで提供している、世界唯一の航空会社だということです。 

 補足になりますが、フランスではドン ペリニヨンの愛称は「DP」であり、かのジェームズ・ボンドに対する「JB」的なニュアンスで楽しまれているようです。日本では「ドンペリ」として親しまれていますが、同行したオーストラリアの編集者によれば、彼女の国では「ドン」という愛称で親しまれているようです。世界各国で呼び方が異なる「シャンパンの王様」ですが、世界中で愛されていることには違いなさそうです。

パリ~ドバイ便は人気の高いAirbus A380の機体を満喫できる

 本シリーズの「Part 1:機内・ラウンジ編」では、成田~ドバイ便で使用されているボーイング777(B777)の機内の様子を紹介しました。あのときの機内の様子を思い出すと、とても素晴らしい空間であったと改めて思います。しかし、パリ~ドバイ便の機体はもっとすごいことになっているとの噂を耳にし、実際にパリ~ドバイ便で使用されているエアバス A380(以下、A380)の機内を体験してみました。 

 まず、最初に驚くことは機内が2フロアに分かれていることです。2階部分には、ファーストクラスとビジネスクラスが配置されており、1階部分がエコノミークラスとなっています。2階部分はかなり静かな印象が漂っていて、ゆっくり休むことができます。化粧室に用事があったので機内後方に足を運んだところ、今までに見たことのない光景が目の前に現れました。 

 化粧室の手前に広大なスペースを発見したのですが、ここはなんとバースペースなのです。バーカウンターの中でにこやかな笑顔で接しているエミレーツ航空のクルーがとても印象的で、ワイン、シャンパンはもちろんのこと、ジンやバーボンまで揃っていて、お酒好きにはたまらない異空間です。円形のバーカウンターのほか、窓際には座り心地の良いソファシートも完備しているので、好みのお酒を飲みながら外を眺めることが可能なのです。もちろん、何杯でも飲むことができるため、ひとりで搭乗しても友人・家族と搭乗しても素晴らしい時間を過ごすことができるのです。 
 

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写真:飛行機の中なのに、広々としたバーカウンターが登場! お酒好きにはとにかくたまらないサービスです。そして、こちらの美人さんと会話を楽しむこともできますよ。 

  
 さて、A380のビジネスクラスの座席ですが、窓側2席はB777と同じであるため、大きな差はないのではと感じていました。しかし、実際に席に着くと不思議な光景を目の当たりにします。隣の席との並びが微調整されているため、隣には誰も座っておらず通路側の席から、そのまま窓をのぞくことができるのです。したがって、隣の席の人をまたがないで化粧室やバースペースに行くことが可能なのです。さらには、隣には誰も座っていないため、デスクのような大きなスペースがあり、しかも席の隣にはビールなどのお酒、フレッシュジュース、ソフトドリンクがセットされていて、自由に飲むことができるのです。 
 

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写真:A380では、このように隣席の人と一度も目を合わすことなくゆっくりくつろぐことが可能なのです。電源プラグやミニバーがすぐ隣にあり、とても便利に感じました。

ドバイ~羽田便で発見した素晴らしいサービスとは?

 すっかりA380のとりこになってしまった私ですが、ドバイに到着するとA380に別れを告げて、日本に戻るために再びB777に搭乗しました。あらためて考えてみると、成田便と羽田便を選べることはユーザーにとって、とても使い勝手がいいのです。特にビジネスマンであれば、羽田空港のほうがオフィスに近い可能性が高いので、とても便利ですよね。 

 今回、搭乗した羽田便の機内は成田便と同じもので、すっかりこの機体に慣れてしまった私は、タブレットの使用方法までマスターしてしまいました。最後の搭乗だからこそ、何か刺激が欲しいと感じていたときに、まだ和食メニューを食べていなかったことに気づきました。 

 フランスでは、朝から晩までフランス料理であったため、さすがに和食が恋しくなっていたのです。朝食であれば、きっとそこまでボリュームが多くないはずと和食を選んだのですが、実際にはメインの焼き魚が驚くほど大きかったのです。魚料理はすずきの照り焼きで、脂がよく乗っていながら、白身魚特有のさっぱりとした味わいがとても印象的でした。季節の小鉢はとても色鮮やかに彩られており、鴨ロースが絶品。今でもその味を覚えています。ご飯と味噌汁はもちろんのこと、蕎麦まで付いているので大満足の朝食でした(夕食と同じくらいのボリュームで完食するまで、かなり時間がかかりましたね…)。 
 

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写真:当日いただいた和食メニューはこちら。朝食メニューなのに、かなり豪華で和食を追求したエミレーツのシェフたちが考案したメニューであるようです。大満足の機内食でした! 

  
 食事を終え、機体は少しずつ日本に近づき、少しまったりしていたところ、あることを思い出したのです。あることとは、フランス滞在中にエミレーツ航空のスタッフから教えてもらった、ドバイ~羽田便のみで展開している無料送迎サービスです。 

 あらかじめ無料送迎サービスを予約しておくと、羽田空港にハイヤーのドライバーが迎えに来てくれるのです。送迎範囲ですが、都内近郊のみに限定されてしまうところが注意点ですね。実際にサービスを使用してみたのですが、確かに到着ゲートに私の名前が明記されているボードを持った運転手が待ち構えていました。今回、乗車したのはなんとラグジュアリーブランドのメルセデスベンツ。細かい住所を運転手に伝え、さすがに夜12時を回っていたので、乗車中はぐっすりと熟睡してしまいました。 
 

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写真:ラグジュアリーなメルセデスベンツのハイヤーなんて日ごろご縁がないため、最後まで素晴らしいサービスを提供してくれたエミレーツ航空に感謝です。 

  
 今回の旅では、あらためてエミレーツ航空の素晴らしいおもてなしと料飲に対する強いこだわりが充分に実感できました。すべてのサービスにワクワク感と感動があり、世界中のユーザーもきっと私と同じ思いを共有しているはずです。 

 ヨーロッパに行かれる際は、エミレーツ航空のビジネスクラスに搭乗していただき、至福の時間を満喫するのもひとつのオプションとなることでしょう。機内サービスと料飲にこだわるエミレーツ航空に今後もぜひご期待ください!

Text & Photograph: Shun Yamanoi
編集者:山野井 俊