デルタ航空の休憩スペースの詳細
デルタ航空の長距離「エアバス A350」ジェット機の場合、乗務員のベッドはバックギャレー(最後方の調理室)の近くにあり、階段の先には6つのベッドが用意されていました。そのうちの一つは、チーフパーサー(統括責任者)のためのものです。パイロットの休憩室はフライトデッキ近くの正面に位置し、その場所には2段ベッドとリクライニングチェアがあります。
休憩室にはいくつかの鏡があり、従業員は数時間の休憩のあと、完璧に身だしなみを整えてから業務に戻ります。なので、乗客の前ではいつも完璧な姿なのです。
乗務員とパイロットは14~18時間などの長時間のフライトの場合には、シフトで勤務しています。メインの食事の配膳が終わった後、乗務員の半数が仮眠をとり、残りの乗務員で乗客を見ます。2つのチームが交代で行っていると考えてください。パイロットのスケジュールも乗務員と同様になります。