2017年11月26日、「いい風呂の日」から始まる「東京銭湯ウィーク」のスタートです。古くから庶民の暮らしに結びついてきた銭湯をとおして、その街の文化や歴史を感じませんか。

Yellow, Wall, Interior design, Paint, Cabinetry, Visual arts, Graphics, Artwork, Advertising, Decoration, pinterest

東京銭湯ウィーク

 1927年の12月30日、東洋初の地下鉄として上野~浅草駅間が開通してから今年で90周年となるのを記念して、2018年1月24日(水)まで開催中の『TOKYO METRO 90 Days FES!』。

 そのうちのスペシャル企画として、「いい風呂の日」こと11月26(日)から12月4日(月)までの9日間限定で、「TOKYO SENTO WEEK(東京銭湯ウィーク)」がスタートします。

 公衆浴場数が全国でもトップクラスに多い東京23区で、街に根付いたスポットの象徴でもある“銭湯”を舞台に、東京の街の歴史や文化を体感できるこの企画。期間中は、東京にある5つの銭湯が「スペシャル風呂」に様変わりし、その街ならではの魅力を発信していきます。

Illustration, Line, Art, Clip art, Fictional character, Graphics, pinterest

今回スペシャル風呂になる銭湯は、下記の5カ所。

 
 かつて高度な園芸地帯として知られていた“花の街”であったことから、湯船や浴室を満開の花でいっぱいに飾り付ける北区の「殿上湯」(南北線・西ケ原駅)。

 古くはホタルの街として知られた荒川区の「斉藤湯」(千代田線・西日暮里駅)では、ホタルをイメージしたライトを浮かべ、湯船がぐっと幻想的に。 

 また、ものづくり文化の最先端をいく街であった台東区・上野にある「日の出湯」(銀座線・稲荷町駅)では防水VRを装着して、世界の絶景を旅するような驚きの体験を提供します。 

 そして“閻魔大王のいる街”として知られる足立区・北千住の「タカラ湯」(日比谷線/千代田線・北千住駅)では、地獄を思わせる真っ赤な湯船が出現。

 墨田区「大黒湯」(半蔵門線・押上〈スカイツリー前〉駅)は、この地がガラスの街として有名なことから江戸切子模様のステンドグラスなどで彩り豊かに装飾されています。

 入浴の前後に、街を散歩して各地の情景やグルメを楽しむのもおすすめ。なお、期間中は各銭湯先着600名(計3000名)に特製オリジナル手ぬぐいのプレゼントもあるので、ぜひ参加してみてください。
 

Yellow, Product, Font, Design, Graphics, Icon, Clip art, pinterest

各スペシャル風呂のモチーフがキュートにプリントされた特製手ぬぐい。


◇詳細
TOKYO SENTO WEEK(東京銭湯ウィーク)

会期/2017年11月26日(日)~12月4日(月)
会場/殿上湯(東京都北区西ケ原1-20-12)
  斉藤湯(東京都荒川区東日暮里6-59-2)
  日の出湯(東京都台東区元浅草2-10-5)
  タカラ湯(東京都足立区千住元町27-1)
  大黒湯(東京都墨田区横川3-12-14)
※営業時間や料金など詳細は下記サイト参照
https://metro90daysfes.jp/special/sento/

編集者:小川和繁