2018.03.01

編集部注目のモノ・ヒト・コト

米国人記者が語る! 日本の動物問題、その賢い対処法

実はここで発明された音によって、鹿の出現は50%減少していたのでした!

米国人記者が語る! 日本の動物問題、その賢い対処法

   
Deer VS. Japanese Train

 世界的視野から見ると…日本という国において動物のトラブルで多い種類は、なにやら”鹿”が主に多いようです。その証拠に2017年、「朝日新聞」に掲載された国土交通省からの情報によれば、613頭の動物が電車に衝突し、平均すると約30分の遅延が生じていたということ…。
 
 
 中でも、線路の周りに散る鉄くずに引き寄せられているケースが多いとのこと。それはなぜなら、鹿にとって鉄分は必要不可欠な食物なのだそうです。列車が走るたびに摩擦によって生まれる鉄のやすり粉は、鹿にとっての必須食料が簡単に手に入れることができる格好の場所だった…というわけなのだそうです。

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写真はイメージです。Photograph / Christopher Furlong(Getty Images)
  
  
 そこで、この問題に終止符を打つことに役立つかもしれない、新しく少し奇妙なアイデアが生み出されました。
 
 これは人間と鹿にとっても、素晴らしい解決策となるでしょう。「RTRI(JR 公益財団法人 鉄道総合技術研究所)」の研究者らは、鹿の鳴き声に続いて20秒間犬が吠えるサウンドをスピーカーから流す実験をしたそうです。すると、鹿が列車から遠ざかるという研究結果にたどり着いていたのでした。
 
 このテストは、鹿が鉄分接種するため列車付近に群がっている夜遅くに行われたそう。その結果、「鹿の出現は半分に減っている」と「RTRI」は述べています。そうして「RTRI」は、鹿の出没が多い地区でこのスピーカーを設置することを推奨しています。 
 
 
 ところで、日本の鹿の問題への解決法の開発は、実はこれが初めてではないのです。
 
 近畿日本鉄道株式会社の社員である匹田雄史さんは2017年12月に侵入防止システムで、日本のグッドデザイン賞を受賞しています。その彼の作品は超音波を使用したもので、鹿と列車の接触を防止するシステムになります。 
 
 列車の運行時間としていない時間と分けて超音波を流すことにより、鹿は安全に線路へ出入りすることができ、人間にも鹿にとっても良い解決策となるでしょう。いずれの方法をとるにしても、動物と人が安全に暮らすことのできる素晴らしい選択ができるのです。
   
  
 
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POPULARMECHANICS(原文:English)
Photograph / Wikipedia
 
Translation / Mirei Uchihori
※この翻訳は抄訳です。
Edit / Hikaru SATO,Kaz OGAWA

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