現実の世界での「本当の恐怖の瞬間」というものは、映画のように起承転結で起こるものではないことがマジマジとわかります。現実では日常の何気ないときに、いきなり起こるものなのです。そんな何の変哲もない瞬間だからこそ、最も恐ろしいのです。今回の事故では、犠牲者は脚を撃たれました。が、生命には別状ないとの見通しとなっています。

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Courtesy of @RyanHaarer(Twitter)

An FBI Agent Accidentally Shot Someone While Doing a Dance Floor Backflip  

 パーティーの馬鹿騒ぎに夢中になった非番のFBI捜査官が、ダンスフロアーでバック転を決めた際にうっかり拳銃を落とすことに…。そして発射された弾が、店に来ていた客の脚に当たるという事故が2018年6月初めに米国コロラド州・デンバーのとあるバーで起こりました。

 幸いにも負傷した男性の命に別状はないそうですが、アメリカにおける「銃による暴力」をめぐる悲喜劇めいたこの事故の様子が、動画に収められていました。

 今回の動画はFBI捜査官が、かなりぎこちない動きをしている場面から始まります。

 その捜査官の動きには「自分がバック転を決められる」こと、そして「ポケットに拳銃を携帯している法の代理執行人である」という自信が見え隠れしているのが確認できるかもしれません。そして捜査官がバック転し、手をフロアについて逆立ちした状態になった瞬間、彼のパンツから拳銃が転がり落ちたのです。

 捜査官はあわてて拳銃を拾おうとしましたが、そのとき周りにいた客に向けて、拳銃から弾丸が発射されてしまったのです。捜査官は拳銃を拾ってパンツに押し込むと、画面の外へと消えてしまいました。が、その際、彼は「ごめんね(My bad)」とでも言うように、両手を挙げています。(次ページへ続く)

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
FBI agent accidentally shoots man while dancing
FBI agent accidentally shoots man while dancing thumnail
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『CNN』の報道によると、被害者の男性は脚を撃たれたとのこと。

 そして、この事件を起こした者が、FBI捜査官チャズ・ビショップ(Chase Bishop)ということがわかりました。当初、彼の名前は明らかにされていませんでした。これに関しては、彼が逮捕されなかったためになります。

 警察はこの事故に関する捜査を進めており、またデンバーの地検は、今後告訴するかどうかを判断することになるそうです。(次ページへ続く)

実際にたまたま現場に居合わせた人が撮影していた動画

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ツィート:
これが土曜日の夜にデンバーのバーでダンスしていたFBI捜査官だ。バック転をしたら、拳銃が転がり落ちた。彼が拳銃を拾おうとすると弾丸が発射され、ある男性にあたった…男性の命に別状はない。

と、たまたま現場に居合わせたライアン・ハリアーさんはツイートしていました。
  

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Dancing FBI agent charged with 2nd-degree assault
Dancing FBI agent charged with 2nd-degree assault thumnail
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そして、FBI捜査官のチャズ・ビショップの顔も公開されています。脚を打たれてしまった男性も、インタビューに応えています。

From ESQUIRE
By Gabrielle Bruney
Jun 4, 2018