「子供たちの将来に関わる大事なことだと思っています」と、二人はコメントしています。

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George and Amal Clooney

 2018年3月24日(現地時間)、ワシントンDCでデモ行進「March for Our Lives」が行われることになりました。

 アメリカ・フロリダ州パークランド「マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校」で起きた銃乱射事件を受けての、アメリカの学生たちによる銃規制を求める行進であり、それにジョージ・クルーニーとアマル・クルーニーも協力することを表明しています。

 米誌『バラエティ』によると、ジョージは先日学生たちと一緒にデモ行進に参加することも声明で述べています。

「アマルと私は、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校に通う若者たちの勇気と雄弁さに感銘を受けました。全国から集まる素晴らしい若者たちに寄り添うため、私たち家族も2018年3月24日、ワシントンDCに向かう予定です。また、デモ行進を支援するため、私たちの子供、エラとアレクサンダーの名前で50万ドル(約5380万円)を寄付させていただきました。子供たちの将来に関わる大事なことだと思っています」と…。

 
 クルーニー夫妻は2016年に、「クルーニー・ファウンデーション・フォー・ジャスティス」を設立。ユニセフとパートナーシップを組んでシリア難民の子供たちが学校へ通うための支援を提供したり、白人至上主義やヘイトクライムを監視している南部貧困法律センターに100万ドル(約1億1000万円)を寄付したりしています。また、昨年2017年にはシカゴ大学に通うヤジディ教徒難民を自宅に招いたことも報じられています…。

「March for Our Lives」は、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の学生たちが立ち上げたものになります。

 デモのミッションと詳細を知らせるウェブサイトには、こう書かれています。

「『March for Our Lives』はアメリカの学校に多発する銃乱射事件に対し、『再発防止に向けて自ら行動したい』、『これ以上誰かの決断を待っていられない』と思う全国の学生たちによって作られたものです ―― 変化はもうすぐ訪れます。そしてその変化は、未来への希望を切り開く若者たちによって、少しずつはじまっているのです」。

 クルーニー夫妻も支援する「March for Our Lives」。このデモ行進に他のセレブたちも参加するのか、そして、アメリカ各地で行われているデモに対してアメリカ政府はどう反応するのか? 引き続き注目したいところです。

 

From Harper’s BAZAAR
Photography / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara