人々のために役立ちそうなAIだが、暴走してしまう危険性もあるのかもしれない。
北朝鮮の核兵器やシャーロッツビルのナチス、そして米国大統領をめぐる状況を世界中が懸念するなか、イーロン・マスクはAIというさらなる不安の種をここに加えたいようなのです。
イーロン・マスクのツイート:
AIの安全性について懸念していないなら、そうするべきだ。そのリスクは北朝鮮よりもはるかに大きい。
以前には、ロボットが町中で人間を殺し始める危険性について警告したこともあるマスク。今回の警告ツイートは、マイクロソフトやピーター・ティール、そして自身も支援する非営利企業のオープンAIが開発したボットが、eスポーツで初めて人間を打ち負かしたというニュースを受けてのものです。
マトリックスの世界のように、コンピューターシミュレーションの中で人間が生活している可能性もあると考えるマスク氏ですが、今回の警告とともに、AIへのさらなる規制を求めている。そして、この要求には、規制が大好きなトランプ政権が間違いなく耳を傾けることでしょう。
イーロン・マスクのツイート2:
規制が好きな人はいない。しかし、公共の安全を脅かすあらゆるもの(自動車、飛行機、食べ物、薬物など)は規制されている。AIもそうされるべきだ。
Source / ESQUIRE US
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。