2018.10.03

気になるテスラ株問題

マスク失脚もある提訴の経緯 ー それはある委員会から出されていた。

ある委員会とは、米証券取引委員会(SEC)のこと。アメリカにおける株式や公社債などの証券取引を監督・監視する連邦政府の機関であるSECは、マスク氏の問題ツイートを受けて彼を上場企業のトップの座から永遠に追放することを連邦地裁に求めていたのでした…。

マスク失脚もある提訴の経緯 ー それはある委員会から出されていた。
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The Bombshell Elon Musk Lawsuit That Could End His Career: Explained

 「テスラ」や「スペースX」などを手がけるイーロン・マスク氏のソーシャルメディア、「ストラテジー(戦略)」はこの半年間、サボテンとネズミ取りがあふれているスイミングプールに飛び込むかのように自滅の一途をたどっていたとも言えるでしょう。 
 
 マスク氏はタイの洞窟行方不明事件の際には、救助に参加していた男性を「小児性愛者」と根拠なく罵倒し、「なぜ自分を訴えないのか」と挑発していました(その後、この男性からは実際に訴訟を起こされています)。また、ラッパーのアジーリア・バンクスとの一件では、バンクスはマスク氏の家の前で延々と待たされていたようです(彼女はInstagramのストーリーを次々に投稿しながら、マスク氏とそのパートナーであるアーティストのグライムスを批判しました)。
 
 そして極めつけはジョー・ローガン氏のポッドキャストで、マスク氏はマリファナを吸いながら番組に出演して物議をかもしたのですから…。 
 
  
 とはいえ、今回ばかりは本当に厄介な問題に発展しました。
 
 2018年8月7日、マスク氏はテスラの非公開化の準備ができたことを強く示唆し、同社の株価を急上昇させた「(非公開化のための)資金は確保された」というツイートで、米証券取引員会(SEC)から詐欺の疑いで捜査を受けることになったのです。
 
 以下がそのツイートです。 
 

マスク氏のツイート: 
「1株あたり420ドル(約4万8000円)でテスラの非公開化を検討している。資金は確保された」 
  
 
 この件については、軽微な罰で済むような話ではありません。最悪の場合マスク氏は上場企業のトップの座に就くことを禁じられ、自身やテスラに重い罰金が課される可能性もあるのです。

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By Tom Nicholson on September 28, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊

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