2018.08.30

受刑者たちに言い分があった

全米の刑務所でストライキ勃発 ― 受刑者が待遇改善を要求

米国の民間刑務所は、搾取と虐待の温床になっています。

全米の刑務所でストライキ勃発 ― 受刑者が待遇改善を要求
Getty Images

  
America's Prisoners Are on Strike. They're Right to Be.

 米国で今起こっている最も異常なことは、トランプ大統領のことばかりではありません。つまり、ロシアのハッカーやポルノ女優への口止め料の支払いについてや、ダチョウ革のコートなどの話題に勝るとも劣らないニュースで盛り上がっているのです。
 
 それは…2018年8月21日に起こったストライキに関する話題です。というのも、このストライキは刑務所で展開されたからです。そう、収容者数が世界一を誇るこの国では、なんと受刑者たちがストライキを行うのです。
 
 以下、「ガーディアン」紙からの引用を 
  
米国では受刑者を中心としたメンバーが主催する、19日間の平和的抗議が各地で計画されています。このストライキは受刑者向けに相互扶助の促進や法的研修といったサポートを行っている囚人グループ、「ジェイルハウス・ロイヤーズ・スピーク」の収監メンバーが指揮を執るものになります。同団体は数日前、刑罰によってかなりの報復リスクも被る可能性のある今回の抗議呼びかけについて、以下のような匿名の声明を発表しました。 
 
「これは基本的に人権問題です。受刑者らは、自分たちが動物と同じように扱われていると思っています。米国の刑務所はまさに戦場です。彼らは現在の収監状況に対し、毎日苦痛を感じています。一部の受刑者にとっては、現在の状況は死んでいるも同然と言えるでしょう。そんなわれわれには、失うものなどありません」。

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By Charles P. Pierce on August 23, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE US 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura 
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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