偉大なる女王の母は、やはり偉大だったのです。

People, Event, Family, Family pictures, Official, pinterest

Photograph / Getty Images

  Elizabeth II

People, Pink, Child, Spring, Headgear, Flower, Headpiece, Fun, Smile, Dress, pinterest

Photograph / Getty Images

 1952年に即位し、昨年在位65周年を迎えたイギリスのエリザベス女王。その自信に満ち溢れ、威厳あるというイメージは、実はある人のアドバイスによって支えられていたことが明らかになりました。 

 2018年2月6日(現地時間)、イギリスのテレビ局Channel 5にて放送されたドキュメンタリー番組『Elizabeth: Our Queen』によれば、女王の母エリザベス・ボーズ=ライアンは、娘に自信をつけさせるため、さまざまな言葉をかけていたそうなのです。 

 女王の友人レディ・ペンは、「女王は幼い頃から母親に『自信をもって』と励まされていました――シャイだった女王は、大勢の人たちが待つ部屋に入るのも苦手でした。でも、彼女の母親は『こういう時は、思いきってドアの真ん中を通って入るのよ』とアドバイスしたのです。謙虚さを捨てて、堂々と入場することの大切さを教えたかったのだと思います。とてもいいアドバイスだと思いましたよ」と打ち明けています。 
         

Bishop, Auxiliary bishop, Event, Smile, Photography, Monochrome, Black-and-white, Pope, Clergy, Uniform, pinterest

Photograph / Getty Images


 全8話からなるこのドキュメンタリーでは即位65周年を記念し、イギリスの首相や親しい友人たち、英国王室のスタッフなど、女王をよく知る人物たちにインタビューしています。 

 第1話は女王の幼少期、父親の死、当時18歳だったフィリップ殿下との出会い、第2話は戴冠式、バッキンガム宮殿での生活、女王流ワークライフバランスの整え方などをフィーチャー。盛りだくさんな内容に興味津々ですが、日本で放送されないのがちょっぴり残念です!

From Good Housekeeping UK
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara 編集者:小川和繁