2018.10.17

Every Stupid Mistake Russian Spies Made During The Botched Skripal Poisoning Hack

ロシア工作員が化学兵器禁止機関(OPCW)へのハッキングで犯した、間抜けなミスの数々

あるスパイは、自らの自動車を極秘のスパイ基地の住所に登録。また、あるスパイは諜報員からなるアマチュアサッカーチームに所属していたことが明らかになりました。

 いま、ロシアのスパイ活動にはかつてのような輝きを見ることはできません。ロシアのスパイと言えば、自らも英国のMI6に所属した経験を持つジョン・ル・カレのスパイ小説であろうと、取材協力を拒否するような冷淡で容赦なく断固としたイメージがあります。が、今やまったく間抜けな者たちの集団に成り下がってしまったようです。 
 
 最近、ロシアのスパイとして、2人の男性(ロシアの元スパイである、スクリパリ氏の毒殺未遂に関与したとされています)が糾弾されていたのはご存じでしょう。現地メディア「ロシア・トゥデイ」のインタビューを行った際の記事は、記憶に新しいことでしょう。
 
 彼らは「ソールズベリー大聖堂などを訪れるため、ちょっとした週末旅行に来ていた」と話しましたが、なぜかイーストロンドンのボウに滞在し、土日両日ともソールズベリーに行きながらも大聖堂を訪れることはなく、この街から帰ると、すぐにモスクワに帰国しています。 

 また、覚えていたことと言えば、この大聖堂のWikipediaページの最初の1・2段落に書かれていた程度のことに過ぎませんでした…。このようなずさんな仕事は、ロシアのスパイ組織である連邦軍参謀本部情報総局(GRU)においても蔓延しているようです。

 
 というのも、オランダ捜査当局は2018年10月4日(現地時間)、スクリパリ市の毒殺未遂事件の調査を行っていた化学兵器禁止機関(OPCW)へのハッキングにGRUの工作員たちが関与していたことを、北海沿岸に位置する事実上のオランダの首都で、アムステルダムとロッテルダムに次ぐオランダ第3の都市でもあるデン・ハーグ(オランダ)での記者会見で発表しました。 
 
 このハッキングにおいて彼らたちは、非常に間抜けなミスを犯していたことが明らかになったのです。今回、そんなロシアの工作員たちが犯したミスを紹介いたしましょう。

By Tom Nicholson on October 5, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura 
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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