2018.08.31

許諾無しに『Livin' on the Edge』を使用

エアロスミス使用に再び待った ー スティーブン・タイラー→トランプ大統領

人気バンド、エアロスミスのフロントマンであるスティーブン・タイラーの弁護団が、差し止め通告の書簡をトランプ大統領に送付しました。

エアロスミス使用に再び待った ー スティーブン・タイラー→トランプ大統領
Getty Images

 
Steven Tyler Demands Donald Trump Stops Playing Aerosmith at His Pep Rallies

 ドナルド・トランプ大統領は自分を元気づけるために、さまざまな決起集会を開くという行為が好きな人物です。
 
 大統領の仕事よりも、あるいはトランプ氏が「縛り上げろ」と叫ぶ前から告訴されたり、有罪を宣告されたりしているたくさんの取り巻きに対応するよりも先に、集会を開くことのほうが好きなのです。それはなぜでしょう? そのような集会には、トランプ氏に幻惑されたファンたちが大勢参加します。その無数の聴衆に囲まれることによって、トランプ氏は自分が大物であり、さらに重要人物であり、しかも頭のいい大人の男だと自覚できるだからなのです。私はそうに違いないと確信しています。 
 
 彼の決起集会では、通常、トランプ氏が大勢のファンの前に立ち、例えば選挙人団の獲得投票数とか、「塀をつくれ」といった台詞を叫ぶ…もしくはニワトリの料理の仕方についてなど、訳のわからないお喋りを続けるときもあります。 
 
 そして、そのような場面ではいつも、どこかのくたびれた白人男性が歌う曲に合わせて、トランプ大統領が登場するシーンから始まるのです。 

 
 2018年8月21日(米国時間)、トランプ氏はウエスト・バージニア州であった集会で、開会前にエアロスミスの『Livin' on the Edge』を流していました(これは当日に出たニュースのことを考えると、実に巧みな選曲です)。
 
 しかし、その選曲の善し悪しは問うまでもありませんでした。なぜなら、この楽曲使用に対して、エアロスミスのボーカルを務めるスティーブン・タイラーの弁護士団が、エアロスミスの楽曲の許諾を得ずに政治集会で流すことを禁じるという、使用差し止め通告の書簡を送付したからなのです。

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By Matt Miller on August 23, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE US 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa 
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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