キャンペーンの一環で病院を訪問し、女性のヘルスケアや最前線で活躍する専門医&看護師について学んだそうです。
Catherine, Duchess of Cambridge
今月から新たに、キャサリン妃はRoyal College of Obstetricians and Gynaecologists, RCOG(英国王立産婦人科医協会)と看護師たちを応援するキャンペーン「Nursing Now(ナーシング・ナウ)」のパトロンを務めることになりました。
早速、「Nursing Now」の一環として、キャサリン妃はロンドンにあるセントトーマス病院を訪れ、最前線で活躍する専門医&看護師たちが携わる女性のヘルスケアや医療現場等を学んだそうです。2018年2月から始動した同キャンペーンは彼女が立ち上げたもので、より多くの看護師たちが健康政策の意思決定に貢献し、世界の健康を向上することを目的にしています。
RCOGも、イギリスにおける女性の健康状態改善に取り組んでいて、臨床検査の基準を定め、医師たちにトレーニングや生涯学習に関する情報を提供。世界中の女性たちの健康支援も行っています。同協会の代表を務めるレスリー・レーガン教授は、このようにコメントしました。
「エリザベス女王に代わり、キャサリン妃がRCOGのパトロンを引き継いでくれることを大変光栄に思っております――RCOGは今年で89周年を迎え、現在の会員数は1万6000人です」とのこと。
さらに「キャサリン妃の支援により、イギリスや世界中の女性たちにハイクオリティなヘルスケアを提供することに取り組む、私たちの認知度を高めてくれると思います――キャサリン妃は子供をもつ母親として、妊娠中の健康管理やメンタルヘルスの重要性を訴えてきました。
キャサリン妃とRCOGが手を組むことで、女性のための医療をさらに改善し、治療を受ける女性たちの声を第一に考えながら活動を行うことができると信じています」と語っています。
出産を間近に控えながらも、積極的に公務に参加しているキャサリン妃。熱心に取り組む彼女の姿勢は、ジョージ王子やシャーロット王女、そして今年(2018年)4月に誕生する第3子にも大きな影響を与えることでしょう。
From Prima UK
Courtesy of Kensington Palace, Royal College of Obstetricians and Gynaecologists
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara