ドナルド・トランプ氏の電話が、中国やロシアの諜報機関に盗聴されている可能性を米政府のセキュリティー関係者が心配しているという話が「ニューヨーク・タイムズ」紙で報じられました。そこでトランプ氏はこの報道に記された自分への非難に対して、防戦を続けていました。
この記事によれば、「中国は、米中間での貿易摩擦がエスカレートすることを抑止すめるため、トランプ氏と彼の信頼する人々との会話を盗聴して利用しようとしている…」ということを、米政府の諜報関係者は既に把握しているとのことなのです。また、「定期的に話す人々のリストをまとめた」と推定していることも綴られています。
Trump, by contrast, found the article "long and boring".
それとは対照的にトランプ氏のほうは、この記事のことを「長くて退屈な話」とツイートしています。
先進的なガジェットなら、なんでも「サイバー」であるようです
トランプ氏は、「より安全な固定電話を使うことが好きかどうか?」については明らかではありません。ですが、ひとつはっきりしているのは、トランプ氏のツイートがiPhoneのTwitterアプリから送信されていたということです(同日投稿された8つのツイートも、やはりiPhoneアプリからのものでした)。
トランプ氏がガジェット関連の発言で話題になるのは、今回が初めてではありません。
彼は以前、「かかってきた電話をとるコンピュータ」について大興奮していたことがありました。また、「誰かがインターネットを使って、われわれの子供たちの頭の中を乗っ取ろうとしている」と言っていたり、ドリームキャストよりも進んだガジェットならなんでも、「サイバー」ということも話題になっていました。
サイバーテロが頻繁に世を騒がす現在、トランプ氏にはまず、セキュリティの重要性について改めて学んでいただきたいところです。
From ESQUIRE UK 原文(English)
Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。