2018.08.29

やはり彼は世界中のことを考えていなかったようです...

愚かすぎる米エネルギー政策 ー トランプ政権はさらに気候変動を助長するだけ

D.トランプ大統領は、自滅的な無知と強欲に沈む米国を象徴する存在としか言いようがありません。そんな彼のもとに、今夏起こっている気候変動の話が飛び込みました。そこで、彼が出した答えが…皆さん注目です。

愚かすぎる米エネルギー政策 ー トランプ政権はさらに気候変動を助長するだけ
Getty Images

 
The President Is Ranting About Windmills and Birds While the Planet Slides Towards Calamity

 2018年の夏は、大変動の前触れとして記憶されることになるかもしれません。あるいは大変動は、すでに「起」を通り過ぎ、「承」の段階へと進んでいるのかもしれません。ならばタイミングで言えば、シナリオライターは効果的で素晴しい「転」のストーリーを考えなくてはならない時期なのかもしれないのですが…。 
 
 ここ最近、アメリカでは山火事や台風、そして洪水といったニュースがほぼ毎日のように報じられています。これらのニュースは、しばしばポルノ女優への口止めやオマロサ氏の録音テープといったトランプ大統領に関する話題にかき消されてしまっているのですが…、まさに今世界で起こっている重大なる災害なのです。 
 
 米国西部では、現在も山火事が続いています。が、注目を集めたのはトランプ大統領がその対策に関する低レベルのアドバイスをしたときだけでした
 
 東南アジアとインド亜大陸の大部分はこの夏洪水の被害を受け、2018年7月にはギリシャも山火事に見舞われました。ヨーロッパは熱波に襲われ、イギリス諸島の一部では2018年6月の平均気温が、観測史上最高を記録しましています。またスウェーデンは2018年、過去260年でもっとも暑い7月となり、シベリアの気温さえ32度に達したのです。 
 
 世界各地で異常気象が続くなか、2018年8月21日付の「ガーディアン」紙がある驚くべきニュースを伝えました。
 
 これによれば、科学者たちが長年最も安全と考えてきた北極の一部の氷でさえ、すでに溶け始めたというのですから…。以下に引用します。 
 
ガーディアン紙より引用: 
世界最古の最も厚い北極の海氷が割れ始め、通常は夏の間でさえ凍っているグリーンランド北部に開水域ができています。この現象は過去には見られなかったものですが、北半球の暖かい風と気候変動による熱波により、今年は2度も起こっています。グリーンランド北部沖は通常、強固なまでに凍結しており、「地球温暖化の影響で溶ける北半球最後のエリアになる」と予想されていたこともあります。このことから、最近まで「最後の氷原」と呼ばれていたのです。

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By Jack Holmes on August 22, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE US 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura 
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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