告白します：私はアダム・サンドラー(ニックネーム：サンドマン)がLAのフィットネス好きな輩（やから）とバスケをするシーンを見るのは、もううんざりでした。もしあなたが「サンドマン学」の博士号を持っていてもいなくても、この56歳の俳優のバスケの腕前はかなりなものであることはアメリカでは有名な話。そして、アスファルトの上でドヤ顔でプレイすることが大好きなことも…（それだけでなく、プレイ中のファッションもキメています。オーバーサイズのポロシャツを着てスリーポイントシュートを決めているポイントガードがいたなら、それがサンドマンです）。
ところで、私同様あなたも不思議に思ったことはないでしょうか？ 「サンドマンと一緒にバスケをしている奴らは一体何者なのか？」、「彼らは名の知れた俳優と接触しながらナイスパスを出したりもらったりするだけの、ステイタスを有する者たちなのか？」、そしていつしか新たにこんな疑問も…「サンドマンには背の高い（もしくは背高げな）有名人の友だちだって1人や2人はいるはずなのに、そう言えばこれまで見たことないな」と。
そして私はついに見つけたのです、その仲間を。その名はティモシー・ハル・シャラメです。
7月20日（木）のこと、SAG-AFTRA（映画俳優組合-米国テレビ・ラジオ芸能人組合）のストライキの影響で二人はオフの時間ができたのでしょう、素晴らしい光景が見ることができました：ウィリー・ウォンカとハワード・ラトナー（※1）がソーホーのアスファルトの上でバスケットボールを楽しんでいるのです。
そして、ここで言わせてください：サンドラーは自身にとっての、（シカゴ・ブルズ時代のマイケル・ジョーダンのよき相棒）スコッティ・ピッペンを見つけたようです。私は単に、「この信じられないくらいすごい、セレブデュオを見てください」と言いたいわけではありません。
下の映像で確認してください。サンドマンは相変わらず、バスケットIQで圧倒するいぶし銀のバスケットプレーヤーです。そしてサンドマンだけでなくティモシーも併せて両者ともに（ディフェンス前で横切るように、1・2ステップでジグザグに動くテクニック「ユーロステップ」もお手の物。そう、“シャラサンドラー”はここらじゃMonstar（怪物のように超越したスター）”のような存在と言えるでしょう。
さて、他の4人が誰なのかは不明です。（シャラメの友人か、幸運な数人のニューヨーカーか、はたまた秘密裏に進めている『HUSTLE/ハッスル』（※2）続編のために雇ったエキストラかもしれません）。なので、この"Laugh Brothers"（勝手に命名してみましたが、ひどい名前です）を成立されるためには、あと3名の名プレーヤーが必要です。
例えば、そこにゼンデイヤを加えてはどうでしょう？ 彼女は確かに背が高いからぴったりです…ウップス、彼女はトム・ホランドの恋人でしたね。ゼンデイヤはローラ・バニー(※3）だったので、ついうっかり。残りのメンバーは…皆さんご自身で想像して埋めてください。
しかし、バスケが得意なセレブリティはたくさんいます。正直これが現実に見てみたいセレブリティバスケチームのドリームメンバーです。ぜひこちらをご覧ください。
※1 『アンカット・ダイヤモンド(原題Uncut Gems) 』 （2019年）でサンドラーが演じたキャラクター
※2 サンドラーがバスケットボールのスカウントマンを演じたNetflix作品
※3 ローラ・バニーは、レブロン・ジェームス主演のバスケ映画『スペース・プレイヤーズ』（2021年）のキャラクター。ゼンデイヤが声を担当した。彼女はティモシー主演の『DUNE／デューン』シリーズで相手役を務めている。
Edit: Keiichi Koyama
