世界中にファンを持つ名物司会者で活動家であるオプラ・ウィンフリー氏が、ヘンリー王子&メーガン妃を「1000%支持」していることをこのたび明らかにしました。
米ニュースサイト「TMZ」は現地時間の1月21日夜、NY市内を歩いていたウィンフリー氏と彼女の友人でジャーナリストであるゲイル・キング氏をキャッチし、ヘンリー王子&メーガン妃が高位ロイヤルから退き、カナダに移住したことについて意見を求めました。
ヘンリー王子&メーガン妃と長年の友人関係にあるウィンフリー氏は以前、夫妻の決定に対する助言を避けていました。ですが、今回は「私は1000%支持しています」と明言。
さらに、「私がご夫妻のこの考えを支持しているのは、お2人がこのことを続け始めたときほぼ同じぐらいのタイミングで、私も同じことを考えていたからです。女王陛下の声明の中でさえも、『何カ月にもわたって話し合いが行われた』とあり、誰もがその言葉に注目しましたよね。そしてヘンリー王子は、新しい家族と平穏な生活をおくるために決定しなければならなかったと語りましたが、その気持ちを汲み取った人はいたのでしょうか?」と続けました。
また、ヘンリー王子&メーガン妃を批判する人たちに対して、次のように指摘しています。
「これまでの人生で培ってきたことをすべて放棄して新たな人生を選び、それが自分にとっての真のビジョンであると語った裏には、どんな苦悩があったのかを誰も汲み取っていないのではないでしょうか。私たちの中に、そんな彼らの決断を審判できる立場の人などいないと思います」とのこと。
キング氏もこれに同調し、ヘンリー王子&メーガン妃が電撃発表を行ったことで、王室が「不意打ちを食らった」と非難した批評家たちからも夫妻を擁護しました。
「彼らは孤立した状態で決断を下したわけではありません…実際は、たくさんの話し合いが行われていたわけですから…。女王が不意打ちを食らったとこき下ろすのは、まったくフェアじゃありません。女王自身の声明にさえ、何カ月にもわたって話し合いが行われたと書かれていたわけですから…」とのこと。
キング氏が指摘するとおり、多くの批評家は夫妻が女王を侮辱し、不意打ちを食らわせたとすぐに非難していました。また、ロイヤルファミリーのメンバーは、誰も発表の時期を知らなかったとも報じられていましたが、女王の公式声明には「何カ月にもわたる話し合いと議論を経て」最終決定を下したと書かれており、これは、夫妻の決断には長い時間がかかったことを示唆しているのです。
このニュースに関しても、現代における情報の正しい捉え方とは何かを、改めて考え直すべきだという警鐘のひとつとも言えるでしょう。中には安易な情報提供者も多々いる世の中となっているのも事実。そうした世の中を正統に生き抜くためにも、情報の見極めを大切にしてください…、そうウィンフリー氏とキング氏は教えてくれたのでした…。
Translation: Masayo Fukaya