映画の世界の料理を
フルコースにアレンジした
期間限定の特別コース
2023年12月15日(木)より日本でも公開された、映画『ポトフ 美食家と料理人(LA PASSION DE DODIN BOUFFANT)』。新たなるグルメ映画の金字塔として注目されている本作は、第76回 カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したトラン・アン・ユン監督による作品で、料理への情熱で強く結ばれた美食家ドダン(ブノア・マジメル)と天才料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)の愛と人生を描いた物語となっています。
ドダンが閃(ひらめ)いたメニューをウージェニーが料理し、2人で極上のメニューを創り出していくストーリー展開になりますが、そこで映画に登場する料理の数々を監修したのが、三つ星シェフであり「料理界のピカソ」とも称されるピエール・ガニェール氏です。そして作品の舞台となっている19世紀末のフランスという時代を反映した五感を刺激するような料理が、スクリーンに美しく映し出されていきます。
そこでこの映画の公開を記念し、ANAインターコンチネンタルホテル東京に構える「ピエール・ガニェール」にて劇中に登場する料理を、「ピエール・ガニェール」ならではの表現でフルコースにアレンジしたメニュー「ムニュ・ドダン(Menu Dodin)」が提供されることになりました。2024年1月6日(土)から2月29日(木)までの期間限定となります。
コースは全部で5品。まずはホタテ貝、レタスのブレゼなどからなる4種類のアミューズブーシュから始まり、次にヴォル・オ・ヴァン(パイ生地で蓋付きの器を作り、中に詰め物を入れた料理)、そして牛乳の中でゆっくりとポッシェ(火入れ)しバターでローストされたヒラメと、映画に登場するクラシックなフランス料理が続きます。
その後に登場するのが、映画の題名にもなっているポトフ(Pot-au-feu:“火にかかった鍋”という意味であり、その名の通り肉と野菜を大鍋に長時間かけてつくる料理)。「ユーラシア皇太子から晩餐会に招かれたドダンが豪華なだけの料理にうんざりし、食の真髄を示すべく、シンプルな料理ポトフを皇太子に振る舞おうとする…」というストーリーに大きく関わるメニューです。
この「ムニュ・ドダン」でサーブされるポトフは、仔牛や牛頬肉、鴨肉、牛骨髄などを、根セロリやポワロー(西洋ネギ)、ゴボウなどの冬野菜とともに約7時間かけて丁寧に煮込んだもので、3皿構成で提供されます。ポトフと言えば家庭料理というイメージがありますが、「ピエール・ガニェール」ならではの“究極のポトフ”となっているそうです。
デザートは、目の前でフランベして提供される「ノルウェー風オムレツ」です。外側の焦がしたメレンゲの香ばしさと、中に入ったアイスクリームの冷たさのコントラストが印象的な一皿でコースは締めくくられます。
メニュー提供期間中は、映画観賞券の半券またはスクリーンショットを提示すると、同行者を含めて、グラスシャンパンが各1杯サービスとなるキャンペーンを実施。さらに特別企画として、ANAインターコンチネンタルホテル東京3階 ホワイエにて映画『ポトフ 美食家と料理人』写真展も開催されます。映画を観て、「ピエール・ガニェール」でその世界を追体験してみてはいかがでしょうか。
◇映画『ポトフ 美食家と料理人』公開記念特別コース「ムニュ・ドダン(Menu Dodin)」概要
期間:2024年1月6日(土)~2月29日(木)
※月曜・火曜を除く
※3日前までに要予約
営業時間:ランチ 12:00~15:30(13:30 L.O.)
ディナー 18:00~23:00(20:00 L.O.)
価格:1人 3万7290円(税・サービス料込み)
※「ヴォル・オ・ヴァン」を除いた「ムニュ・ポーリーヌ(Menu Pauline)」(1人 3万1075円/税・サービス料込み)も用意
※ワインのペアリングは1万8645円~(税・サービス料込み)用意
住所:東京都港区赤坂1-12-33
ANAインターコンチネンタルホテル東京 36F
電話番号:03-3505-1185(レストラン予約)
公式サイト