フォーマルウエアに少しだけ荒っぽさのスパイスをきかせたり、クラシックなカーキのトレンチコートを絶妙に着こなしたり…。
…などなど、ワイルドでありながらも破綻をきたさない素敵な着こなしを誇る英国俳優のトム・ハーディ。この手のスタイリングで、彼の右に出るもの現在いないと言っても過言ではないでしょう。
さらにトム・ハーディは、タフに見えるタキシードの着こなし方までも知っているのですから…。そこでそんなトム・ハーディから、写真とともにスタイリングテクニックを学んでみましょう!
トム・ハーディは、明らかにタキシードの着こなし方を知っています。誰もが知る、英国のスパイのようです。ジェームズ・ボンド役はいまさらながらですが、ハーディにぴったりの役柄じゃないですか!
トム・ハーディはクラシックテイストの服が好みですが、それが彼のスタイルを、(スーツを着ているときでさえ)際立たせることがよくあります。
「スリーピーススーツを着ると、銀行員のように見えてしまうのでは?」と心配されている方も、このトムを見習えばもう心配する必要はありません…。
やはりトムにとって、スリーピーススーツのスタイルは鉄板です。こちらのスーツは、ネイビーブルーの微妙な織り柄の生地が、絶妙なニュアンスをつくり出しています。
シンプルなネイビーのダブルブレスト・コートですが、それだけでサマになっているところがトム。素材の上質さでしょうか、サイジングの絶妙さでしょうか…シンプル・イズ・ベストのお手本的スタイリングです。
英国・ロンドン出身のトム。さらに父親は広告およびコメディ作家であり、母は画家。その間に生まれた一人っ子という出自からかもしれません。彼はいつも、クラシックテイストのウエアをシンプルに、かつモダンにコーディネイトしているのです。こちらはクラシックなカーキのトレンチコート。丈といいサイズ感といい…センスの良さが具に伝わってくる1枚です。
こちらの写真では、クラシックなネイビーブルーのコートを。シンプルでさり気ない…でも、そのこなしは男の色気たっぷり。それは…「男はシンプルに。でも、素材選びとサイズ選びはこだわって…」と言わんばかりではないでしょうか!?
ポケットチーフ(スクエア折り)を挿したジャケット姿は、テレビドラマ『マッドメン『』に出てくる登場人物のようです。ラペルピンにより、パンクロックの味付けを効かせているところが素敵、微かなギャップで我々を(いい意味で)惑わせます。
1点アクセントの効果的な着こなしのお手本です。でも、デザインはいたってシンプル、明るいレッドのスカーフというカラーで見せるアクセント小物が大人の男の着こなしにふさわしいですね。
これほど素晴らしいスーツなら…つまり、素材選びサイズ選びが優れたスーツなら、ネクタイなしでもサマになるのです。
映画『ダークナイト ライジング』で、バットマンの強敵ベイン役を演じていたときの写真がこちらになります。このマスクは、ファッション的にちょっとやりすぎかもしれませんが、このまさに「ボマ―」なムートンジャケット(コート)は、喉から手が出るほど欲しくなるものです。 《関連記事》『トム・ハーディと、ロンドン郊外で過ごす午後』From ESQUIRE UK 原文(English) Translation / Hayashi Sakawa ※この翻訳は抄訳です。
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