SUVの、それもオンロード向けに設計されたタイヤ?

2001年に『仮面ライダーアギト』で俳優デビューを果たして以来、2003年のNHK連続テレビ小説『まんてん』の中島 隆役や、2010年の大河ドラマ『龍馬伝』の沢村惣之丞(さわむら そうのじょう)役などで一躍お茶の間の人気者となった要 潤さん。近年ではTVや映画など映像作品に限らず、舞台やナレーションなどマルチな分野で才能を発揮する実力派の俳優です。

そんな要さんですが、実は大の車好きでもあります。これまでにもスポーツカーやオフロードカー、そして電気自動車など、バリエーション豊かな愛車を乗り継いできました。185cmと高身長なこともあってか、特に大型のSUVタイプの車が好み。つい先日も以前の愛車でもあったメルセデス・ベンツ「GLS」の新型をチェックしに、ディーラーへ足を運んだと言います。

車が好きで、運転も愛してやまない――となれば、自然とタイヤにもこだわりが出るもの。もちろん要さんも例外ではありません。

「20代の頃はスポーティな走りを好んでいて、タイヤもゴツさとか、見た目のルックス面を重視していました。でも、30代になって家族ができて、今はもっとこう、静かさとか揺れにくさ、すり減りにくいことなど、運転時のリアルな快適性を意識するようになりましたね。タイヤは燃費にも直結すると思うので、ちゃんと選ぶことが大事なんだろうなと」

要潤(俳優)、ブリヂストン「alenza(アレンザ)」を語る
Hiroshi Aoki (A.K.A.)
シャツ6万500円、コート10万7800円(ワイズフォーメン/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL. 03-5463-1500)

オンロード系SUV専用設計、
そんなアレンザへの感興

そこで今回、実際に間近で見たブリヂストンのオンロード系SUV専用設計のプレミアムタイヤブランド「ALENZA(アレンザ)」についてうかがってみました。撮影で使用したのは、コンフォート性能に特化したプレミアムタイヤ「アレンザ LX100」を装着したメルセデス・ベンツ「EQB」です。

「SUV好きとしては、『どうして、こういった専用設計のタイヤが近年までなかったんだろう』って不思議な気がします。今は、それだけSUVが流行(はや)っているということなんですかね。以前SUVに乗っていたときに知っていたら、絶対これを履いてましたよ。オンロードのSUV専用設計タイヤなんて気が利いているし、ありがたいですよね」

「アレンザ」の最大の特徴は、オンロードを走るSUVのために専用設計されたタイヤであるということ。2021年に日本自動車販売協会連合会が発表した新車販売台数によれば、SUVの登録乗用車に占める割合は30.4%となっており、今や街を走る車のおよそ3台に1台がSUVと言ってもいいほど。しかも、そのSUVの大半はオンロードユースで、駆動力の高い車をあえて街乗りするのは、昨今のトレンドでもあります。

これまでにも、荒れた荒野や山道を走破するためのタフなオフロードでの使用を念頭に置いたSUVタイヤはありました。ですが、オンロードのために専用設計されたタイヤは実に理にかなったアイテムと言えるでしょう。中でもこの「アレンザ」は、ジェントルな快適性を重視した「アレンザ LX100」と、より高い運動性能を重視した「アレンザ 001」をラインナップ。つまり、同じオンロード走行の中でも好みの走りに合わせて、2タイプから選ぶことができるのです。

SUVは車高が高い、だから運転中に車がブレてしまうことも…

「もともとドライブが好きだ」と語る要さん。20代の頃から仕事もプライベートも車と多くの時間をともにしてきたとあって、運転することは単なる移動ではなくアクティビティのような感覚なのだとか。

「今でも時間さえあれば、実家まで車で帰省することもありますよ」と語る要さんは、言わずと知れた“うどん県”の副知事として、出身地である香川県のPR大使を務めています。つまり、都内から四国は香川までのロングドライブもこなしてしまうのです。

「10時間くらいかかりますけど、いろいろな所に寄って休憩しながら向かいます。運転することが好きなので楽しいんです。そもそも車って、俳優にとってはリラックスできるスペースなんです。例えば奥深い山中の撮影などでは、待機場所がなかったりすることもざら。そんなときには、車が楽屋代わりになることも。だから、車内はとても大切な空間なんです」

要潤(俳優)、ブリヂストン「alenza(アレンザ)」を語る
Hiroshi Aoki (A.K.A.)

車内はセリフを覚えるに最適
なので“静寂性”は大事です

そして俳優と車の関係性について深掘りしてみると、また別の興味深い話が。

「これは俳優の間ではあるある話なんですけど、車の中で芝居のセリフを覚えることが多いんです。ドライブがてら、ブツブツ言いながら覚えるのが1番よくて。もちろん運転には集中したうえで、ですよ。歌を歌いながら運転する人もよくいらっしゃるじゃないですか? それのセリフ版みたいな感じです。なんでしょう、集中しやすいのですかね。なんならセリフを覚えるために、車を走らせることもあるくらいですから」

要潤(俳優)、ブリヂストン「alenza(アレンザ)」を語る
Hiroshi Aoki (A.K.A.)

車との深いつながりを持つ要さんですが、ブリヂストンの「アレンザ」はそんな要さんをも満足させるスペックを備えたプレミアムタイヤでした。

特徴の一つとして挙げられる「高次元の静粛性」は、独自のサイレントテクノロジーを搭載することでノイズの抑制を実現したことによるもの。車内に雑音が生まれにくくなります。(セリフ覚えの必要のない)ドライブ中には、お気に入りの洋楽やジャズを好んで聴いてリフレッシュするという要さんにとって、「アレンザ」がつくり出す空間はまるでサロンのように心地いいことでしょう。さらに、より静かな車内であれば同乗することの多いご家族との会話も弾みそうです。

また「SUV専用設計によるふらつきの軽減」も、「アレンザ」がプレミアムタイヤブランドたるゆえんです。重心の高いSUVでもふらつきの軽減に働きかけ、快適な走行をサポートしてくれる見事な仕上がりです。

「静かなのは、実にありがたいですね。ほら、高速道路とかを走っていると、履いてるタイヤによっては「窓、開いてるのかな?』って思うほど大きな音を出す場合もありますから(笑)。さきほども言ったように、僕は車の中でセリフを覚えたり、現場へ向かう際に集中力を高めていたりするので、車の快適性は仕事にも大きく影響するんです。そう考えても、ふらつきの軽減という姿勢は助かりますね」

コンフォートなタイヤのおかげで車内により静かな時間が訪れ、スムーズなドライビングが期待できる。要さんにとって、タイヤ選びによる快適な車内空間づくりは、俳優として生きていくための然(しか)るべき下準備の一つと言えるでしょう。


~「ALENZA」の魅力と特徴を解説~
atenza lx100, 001

さらなる洗練に向けて、
日々走り抜ける

要さんが俳優としてデビューしたのは、20歳のとき。さまざまなアルバイトをしながら芸能プロダクションに売り込んでは断られる日々が続く中、スカウトがきっかけで俳優となりました。

デビューは前述のように、若手俳優の登竜門とも言われる「仮面ライダー」シリーズ。その後はご存じのとおり。そしてNHKの大河や朝ドラ、民放のドラマや映画、舞台など順調にキャリアを積み重ねます。一心不乱に俳優人生をまい進する中で、演技との向き合い方に転機が訪れたのは、ご自身が30代に差し掛かった頃だったそう。

「やっぱり若い頃は、今とは違っていたと思いますね。なんかこう、自分のことでとにかく必死だったように思えます。視野が狭く、あまり周りが見えていなかったのかもしれません。ようやく今では、撮影現場で全体を見渡せるようになりましたね。『他の俳優さんがこうするなら、自分はこうしよう』みたいな。作品というパズルにおいて、『自分は一つのピースになろう』と思っています。歳を重ねるにつれて、いろいろな人とお仕事するに従って、自分はそういうタイプなんだなと改めて思うようになりました」

要潤(俳優)、ブリヂストン「alenza(アレンザ)」を語る
Hiroshi Aoki (A.K.A.)
パンツ6万4900円(ワイズフォーメン/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL. 03-5463-1500)

プレミアムな境地への親和性が静かで洗練された共鳴を生む

自分を主軸に考えていたスタイルから、周囲を生かすために動くスタイルへ――。それはまさしく俳優としての視座が高くなり、芝居を味わう余裕が出てきたことで、要さんご自身の身のこなしが洗練されてきた証しでもあります。

ゆったりと間を取って、言葉を大切に紡ぎ出すように一語一語を丁寧に選び出す要さん。そんな要さんのお話をうかがいながら、今回ともに撮影したオンロード系SUVのために専用設計されたプレミアムタイヤブランド「アレンザ」を眺めてみます。

パーツへの細かなこだわりをひとつずつ丁寧に積み重ねることで、快適な車の乗り心地を味わうために生まれたタイヤ。芝居と車の運転、そして俳優とタイヤ――優雅にたたずみ、そしてさらなる洗練、プレミアムな境地へと向かおうとする要さんと「アレンザ」には、互いに共鳴する哲学が見えてきます。

現在は、ご家族と車に乗ることの多い要さん。そのため「アレンザ」ブランドとして展開される2モデルの中でも、「LX100」のようなコンフォートなタイヤが要さんのスタイルにはよりマッチするのかもしれません。そして今後また、スポーティな走りを楽しむ時間が再来した暁には、もう一つのモデル「001」のような運動性を重視するタイヤを選ぶ可能性もあるそう。

「やはり人によって、そのときのライフスタイルによって、タイヤ選びで重視するポイントも変わってくるでしょう。なので、2モデルの展開で選択肢があるのは、とてもいいですね。 なにもSUVに乗っているからといって、快適性を求める人だけではないと思いますし…」

40代になり、ますます洗練された俳優活動を送る要さん。そんな彼にこそふさわしいタイヤが、滑らかに心地よく、プレミアムなドライブを実現してくれるブリヂストンのオンロード系SUV向けのプレミアムタイヤブランド「アレンザ」なのです。

要潤(俳優)、ブリヂストン「alenza(アレンザ)」を語る
Hiroshi Aoki (A.K.A.)
コート10万7800円、シャツ6万500円、パンツ6万4900円(すべてワイズフォーメン/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL. 03-5463-1500)、ブーツ8万6900円(ヨウジヤマモト プール オム/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL. 03-5463-1500)

●お問い合わせ先
ブリヂストン
TEL. 0120-39-2936
公式サイト


Profile

かなめじゅん/1981年2月21日生まれ、香川県出身。2001年「仮面ライダーアギト」でデビュー。正統派の二枚目からコメディキャラ、渋みのある男性像まで幅広く演じ分ける実力派。主な出演作に映画『劇場版タイムスクープハンター安土城 最後の1日』『キングダム』シリーズ、ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』『花燃ゆ』『青天を衝け』など。2023年のNHK連続テレビ小説『らんまん』では、主人公・槙野万太郎が出入りする東京大学植物学教室の初代教授・田邊彰久を好演。

Model / Jun Kaname
Photo / Hiroshi Aoki(A.K.A)
Styling / Seiko Imai(Canna)
Hair & Make-up / RYUJI for VAN COUNCIL (donna)
Text / Kotaro Tsuji
Special Thanks / Mercedes-Benz Japan
Edit / Ryutaro Hayashi(Hearst Digital Japan)