俳優のトム・ハーディ王子は、2010年に会って以来ずっと親友のようです。
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Tom Hardy & Prince Harry
2018年5月に行われたハリー王子&メーガン妃のロイヤルウエディングに出席していた、実力派マフィアのボス…いえいえ、俳優のトム・ハーディ。
実はトム、2010年にチャールズ皇太子が設立したチャリティ団体「ザ・プリンスズ・トラスト(The Prince’s Trust)」のアンバサバーに就任して以来、ハリー王子とずっと信頼の絆で結ばれているとのこと。その証拠に彼は『エスクァイア』誌のインタビューで、ハリー王子との友情を「非常にプライベートなもの」と表現し、王子を“レジェンド”と賞賛しています。
さらにハリー王子の結婚式に出席するため、わざわざアメリカからイギリスへと一時帰国したことも告白。結婚式の直前まで、ルイジアナ州ニューオーリンズで映画『Fonzo』の撮影をしていたということ。その映画で、ギャングスターのアル・カポネを演じているため、役作りでスキンヘッドにしていました。
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トムとハリー王子は、2014年に開催されたポロのチャリティ試合で2ショットを披露。さらにハリー王子は2017年に、退役軍人たちとともにトムが出演する映画『ダンケルク』のワールドプレミアにも出席していました。それにトムとハリー王子、そしてウィリアム王子は、昨年公開された映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に3人揃ってカメオ出演も! ところが、そのシーンは残念ながらカットされてしまったというから残念です……。
2018年9月で41歳になるトムは、40代に突入してから演技に対する考え方が変わってきたことも語っています。
『エスクァイア』誌のインタビューでは、「エベレストを登頂したとしよう。山の頂上にたどり着いたのも、そこまで自力で登れたのも奇跡に近い。そのとき、(あなたは)来た道をもう一度戻って、登頂に再チャレンジしたいと思う? それとも山から遠く離れた南国のビーチにエスケープする?」と問いかけ、「それと同じように、演技の魅力って一体何だろう。この年齢になると、よく分からなくなるんだ。もう十分頑張ったとも思う。本音を言うと、これからは自分の人生を好きなように生きたい」と、俳優業からの引退を匂わせる驚きのコメントも…。
そして、「僕がやりたいのはプロデュース」と明言。「脚本を書いたり、監督をやりたいんだ」と、次なる目標を激白しています。
もしトムが監督に転身したら、ハリー王子を主役にした映画をつくるかもしれませんね…いや、できませんが…ドキュメンタリーなら可能からもしれませんね。楽しみに待ちましょう…いえいえ、まだまだ俳優業も続けてください!
From Harper’s BAZAAR UK
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Translation / Reiko Kuwabara