映画史上最高の世界興行収入を記録し、ギネスブックに登録された映画『タイタニック』ファンにビッグニュースです。
先日行われた第77回ゴールデングローブ賞で、ブラッド・ピットは助演男優賞を受賞。その際、「俺ならイカダを分け合うよ」とコメントしています。
おそらく、その一言に多くの人があのシーンを思い出したはずです。映画『タイタニック』で、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックがローズ(ケイト・ウィンスレット)に海に浮かんだドアを譲ったあのシーンです…。
何億人もの人々を感動させたあの名シーンを演じたレオ様ですが、実は海で危険を顧(かえり)みずに誰かを救ったのは、映画の中だけではありませんでした。しかも最近です…。
2019年の大晦日、恋人のカミラ・モローネ(22歳)とカリブ海の船の上でバカンスを楽しんでいたディカプリオ。しかし、楽しい時間も束の間…そこでボートのキャプテンが、「24歳のフランス人がカリブ海のセントマーティン近くで周遊船から落ちた」と遭難信号を受信したのでした…。
このニュースを聞きつけたディカプリオは、急いで行方不明の男性を探しに行くことを決意します。
捜索には何時間も要しました…。しかし、辛抱強く捜索した結果、ディカプリオと彼のクルーはその男性を発見することに成功。男性は脱水状態に陥っており、「転落から約11時間もの間、立ち泳ぎしていた」とのこと。そして、沿岸警備隊に男性を引き渡すまでの間、船に備えていた食物や水、服などを提供をしたそうです。
とある情報筋によると、「ディカプリオの船は、男性を探している唯一の船だった」とのことです(男性が生き残っている可能性は、低いと思われていたようです…)。
「キャプテンはこの場合の男性の生存率は、10億分の1だと計算していました…。しかし、男性は生きており、しかも無事に見つかったのです。これは宝くじに2回当たったようなものです」と、関係者はタブロイド紙「The Sun」に話しています。そして、その近辺が暴風雨に見舞われる前に、その男性を救い出せたことは不幸中の幸いと言ってもいいでしょう。
またも偉業を成し遂げたディカプリオ、今後の映画出演にも期待が高まります。
Source / ESQUIRE US
Translation / Misuzu Horiuchi
※この翻訳は抄訳です。