元イングランド代表のデビッド・ベッカムは、1992年にマンチェスター・ユナイテッドFCでデビューしてから2013年にパリ・サンジェルマンFCで現役を引退するまでに、FIFA最優秀選手賞では2位に2度選出され、2004年に初めて最も収入を得たサッカー選手となります。また、イギリス人として初めてUEFAチャンピオンズリーグ100試合出場を達成するなど、数々の偉業を成し遂げてきました。

それだけではありません。1999年にスパイス・ガールズのヴィクトリア・アダムスとの結婚や、雑誌の表紙を飾るほどのルックスなどなど、人々の注目を集める話題に尽きない人物です。そんなベッカムの私生活に関して、大いに気になるという人も少なくないはずです。

2022年で47歳となったベッカムは現在、Netflixでドキュメンタリー番組を制作中であることをこのたび自身で正式発表しました。この第一報は2020年10月に、英メディア『The Sun』によって「デヴィッド・ベッカムがNetflixと1600万ポンド(約22億円)で契約を結び、自らの人生を振り返るドキュメンタリーシリーズを制作する」と報じられています。

ではここで、ベッカム自身の発表をインスタグラムの投稿で見てみましょう。

「私の半生とキャリアについてを追うドキュメンタリーシリーズの製作を、Netflixと提携することができ、とてもうれしく思っています。このシリーズでは、未公開のアーカイブやいままで語ってこなかったストーリー、そして私の人生という旅に関わってくれた人々へのインタビューが収録される予定です」とのキャプションが付いています。

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ドキュメンタリーシリーズの構想は?

同作品は、マイケル・ジョーダンの半生を描いたドキュメンタリー映画『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』にインスパイアされたと言われており、タイトル未定のこの作品は、『ザ・コーヴ』(2010年日本公開)でアカデミー賞受賞の経歴を持つフィッシャー・スティーブンスが監督を、『シュガーマン 奇跡に愛された男』(2013年日本公開)で英国アカデミー賞を受賞したジョン・バトセックが製作を担当するとのこと。

Netflixによると、 「前例のないほどベッカムの個人的なアーカイブを入手し、過去40年間の未公開映像や現代の回想や、ある瞬間に対する率直な想いを紹介します。また、ベッカム本人だけでなく、友人や家族、そして同僚のインタビューも収録される予定です」とのこと。

2014年の『David Beckham: Into The Unknown』や2015年の『David Beckham: For The Love Of The Game』のように、以前にもベッカムのサッカーに特化したテレビ作品が製作されたことはありますが、ベッカムはここまで自分の私生活をマスコミやファンに明かしたことは皆無と言っていいでしょう。

実のところ、ベッカム家の生活を垣間見ることができたのは、2002年に放送されたリアリティ番組『Being Victoria Beckham』のみ。2007年には、アメリカのテレビ番組「Victoria Beckham: Coming To America」に出演していますが、デビッドはこの番組に参加したくなかったようで、1時間の番組で合計約45秒間しか出演していません。つまり、これから製作されるシリーズは、デビッド・ベッカムというスター自身に焦点を当てた、これまでヴェールのかかっていた側面を遂に見ることができるというわけです。

予告編はありますか?

予告編はまだ到着していませんがPK戦のように、その瞬間を見逃せないものになるはずです。

公開日はいつですか?

デビット自身もInstagramの投稿で「watch this space…🎬🎥 @studio9」と言っているように、デヴィッド・ベッカムがコンテンツの企画、製作を手がけるメディア企業「 Studio99」からの続報を待ちましょう。

Source / ESQUIRE UK
※この翻訳は抄訳です。