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サステナブルな行動をサポートしてくれる、最新アプリ8選+1

環境にやさしい商品を購入するとポイントが貯ったり、世界中の人とSNSでつながってごみ拾いができたりするアプリなどをご紹介。

スマホでsdgs達成へ!楽しみながらサステナブルな未来につなぐ最新アプリ
We Are//Getty Images

 私たちはいま、2030年までにSDGs(持続可能な開発目標)の達成を求められています。ですが、「何かしたいけれど実際にどうしたらいいか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。

 そこで、スマホ1つでサステナブルな行動ができる最新のアプリをご紹介。環境にやさしい商品を購入するとポイントが貯まったり、SNSでつながって世界中の人と一緒にごみ拾いに参加できたり、楽しみながら社会に良いことができるサービスなどさまざま。

 また、サステナブルな行動で「どれだけ貢献できたか」を数字で可視化してくれるアプリもあり、モチベーションを保つのにぴったりです。この新しい取り組みを始めたばかりのアプリも多数あるので、仕組みやポリシー、今後の可能性も含めて自分に合ったアプリをぜひ探してみてください。

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エコバッグ使用を見える化「Loopach」

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 「Loopach(ルーパック)」は、エコバッグを使用したことを可視化してくれるアプリ。ICチップ搭載のオリジナルエコバッグを加盟店で使用し、ICチップを読み取ってもらえば、レジ袋を使用しなかった自分の行動が「1アクション」として可視化されて蓄積されます。

 エコな行動へのモチベーション向上につながり、貯まったアクションは「Loopach基金」を通じて非営利団体に寄付されるのもうれしい点です。

 「Loopach」は、「さまざまなエコバッグが大量に生産されることが、逆に環境への負担になってしまうのでは?」という危惧から、サービスの提供をスタート。企業、店舗で共通のサービスとなれば、環境負荷を減らすことにもつながるはずです。

 サービスは始まったばかりですが、これから加盟店も増えていく予定とのこと。拡大に貢献するためにダウンロードしてみてください。

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2

スマホ1つで世界の森の保護と再生を!「weMORI」

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 急速に減少している世界の森を、ワンタップで簡単に保護、再生することができるアプリが「weMORI」。植林などの世界中で必要とされている森林アクションに、日本にいながら指先だけで「ワンタップ寄付」ができるというもの。

 寄付によって再生した森林面積や、その森林に生息する野生動物・植物、削減できたCO2の総量などの情報が「森林ダッシュボード」でわかりやすく可視化され、いつでもアクセスして自分自身の貢献を確かめられる仕組みになっています。

 「weMORI」で小さなことから一つずつ、地球に良いことを始めてみませんか。

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3

人や地球にやさしいお店と出会える「mamoru」

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 「mamoru」は、人や地球にやさしいお店と出合える無料の地図アプリ。「守る」という言葉が名前の由来で、世界中のユーザーが作成・編集できるサステナブルに焦点を当てたサービス。お店検索のほか、お気に入りのお店を追加してSDGsに取り組むコミュニティともつながることができ、サステナブルな生活をサポートしてくれます。

 mamoruには、オーガニックやゼロウェイスト、フェアトレード、セカンドハンド、エシカルなど、サステナビリティに焦点を当てた19のカテゴリーのお店が、700カ所以上掲載。見つけにくい小さなお店や環境に配慮されたアクティビティを提供する会社も含まれていて、環境にやさしいライフスタイルを身近にしてくれます。

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4

困っている人と助けたい人をマッチング「May ii(メイアイ)」

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 「地球上の誰一人取り残さない」、このSDGsの大原則のもとに開発されたアプリが「May ii(メイアイ)」。「ほんのちょっとの困りごとで他人に助けを求められない」「困っているのかな?と思っても声をかける勇気がない」、そんな方たちをアプリ上でマッチングしてくれる素敵なサービスです。

 例えば、車いすユーザーが段差によって進めないとき、旅先で地元の人におすすめの飲食店を聞きたいとき、お店の混雑状況を知りたいときなど、スマートフォンで簡単に声をかけ合い、助けたり助けられたりすることができるというもの。

 現地での対面のサポートだけでなく、チャットのサポートも依頼でき、チャットなら全国どこにいても助け合うことができます。

 また、アプリ開発者とユーザーの交流会を毎月オンラインで開催していて、次回開催日は2021年7月12日(月)。気になる方は参加してみては?

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無料の給水スポットを簡単検索「mymizu」

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 「マイボトル」は持っていても給水する場所がなかなか見つからない…。そんな問題を解決してくれるのが、日本や世界の20万カ所を超える無料給水スポットを探すことができる「mymizuアプリ」です。

 日本で消費されるペットボトルは、年間約252億本。そのうち約39億本がリサイクルされることなくごみとして捨てられたり、海に流れたりしています。「脱プラ」は世界規模での急務であり、なるべくペットボトルを消費しないことが、いま私たちに求められています。

 「mymizuアプリ」を使えば、地図上で公共の給水スポットのほか、提携を結ぶカフェやレストラン、ホテルなどの無料で給水できる施設も検索可能です。このアプリによって2020年からこれまでに、10万本を超えるペットボトルと3万kg以上のCO2を削減することに成功しているとのこと。自分が削減したペットボトルの量やCO2削減量などを確認することもできます。

 また最近、水分補給量トラッカーの新機能もローンチし、ますますの発展が期待されます。2021年の夏からプラスチックフリーな水分補給を目指してはいかがでしょうか。

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みんなでつながってごみ拾い「ピリカ」

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 世界最大級のごみ拾いSNSとして知られ、世界規模での「ごみ問題」の解決を目指すアプリが「ピリカ」です。ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉で、2021年でリリースから10周年。これまでに世界108カ国に広がり、拾われたごみはなんと1億8千万個以上。国内では800を超える自治体や企業でも導入が進んでいます。

 いつでもどこでも簡単にごみ拾いを始められて、アプリ上でごみを拾ったことをシェアすれば、他の利用者たちから「ありがとう」のメッセージももらえるので、やる気もアップ。オンラインでの一斉ごみ拾い大会なども実施していて、楽しみながら社会に良いことができる仕組みになっています。

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大手町・丸の内・有楽町地区を起点にサステナブルなアクションを「ACT5 メンバーポイントアプリ」

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 東京の大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有エリア)を起点に、企業や団体の枠を超え街ぐるみでSDGs達成に向けた活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」。こちらはその公式アプリで、大丸有エリア内の対象店舗でマイボトルやエコバッグを持参して商品を購入したり、古くなった衣類や読まなくなった本の回収に協力したり、SDGsを考えるさまざまなイベントに参加したりすることでポイントを集めることができます。

 貯まったポイントは、サステナビリティに配慮した商品との交換や、社会問題の解決に取り組む団体・基金への寄付などに利用できます。

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CO2を削減してPontaポイントをゲット「Green Ponta Action」

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 「Green Ponta Action」は、CO2削減につながるアクション(歩く、知る、買うなど)をすることで「スコア」を獲得し、合計獲得スコアによってステージがアップし、それに応じてPontaポイントがもらえる仕組み。運が良ければ、抽選でプレゼントが当たる可能性も。

 また運営側で、みんなで獲得したスコアの合計に応じて最大100トン分のカーボン・クレジット(植林や間伐などの森林管理や再エネ/省エネ設備の導入により実現できた温室効果ガス削減・吸収量を、決められた方法に従って定量化し取引可能な形態にしたもの)を購入し、CO2の削減と全国の森づくりに還元してくれます。

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自宅の省エネ・省CO2対策を教えてくれる「うちエコ診断WEBサービス」

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 最後に番外編として、アプリではないですが、画期的なWEBサイトのサービスをご案内。

 環境省が運用する「うちエコ診断WEBサービス」は、住まいやライフスタイルから、家の「どこで」「どのくらい」の光熱費を使っていて、どうすれば減らすことができるのかを教えてくれる画期的サービスです。

 情報を入力すれば、家庭全体の中で照明や冷房、調理にどのくらいの光熱費やCO2を排出しているかが一目瞭然。また、「他の平均的な家庭と比べて自宅の光熱費がどのくらいなのか?」も示してくれるので、比較対照によって自分の立ち位置が認識できます。

 さらにうれしいのが、例えば「〇時間冷房の時間を短くすれば、〇gのCO2や〇円の光熱費を削減できる」など、どういった行動をすればいいかを、それぞれの家庭に合ったプランで具体的に提示してくれるところ。光熱費の見直しは節約にもつながるはずですので、一度診断してみてはどうでしょうか。

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From: ELLE JP

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