エリザベス女王もウィリアム王子も、心穏やかではなさそうです。
『ザ・クラウン』シーズン4で描かれるのは、チャールズ皇太子とダイアナの出会いやマーガレット・サッチャーの首相就任、皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズ(現在の妻、コーンウォール公爵夫人)の関係など、1977~90年の出来事に基づいたストーリーです。
自分や家族のことが人気ドラマの中で描かれるとは、おそらくかなり不思議な感じがするかもしれません。実際のロイヤルたちが様々な反応を示すのも不思議なことではないでしょう。『ザ・クラウン』について、伝えられているロイヤルたちの見方は、次のとおりです──。
王室担当記者のケイティ・ニコル氏はエリザベス女王の反応について、内部関係者の次のようなコメントを紹介しています。
「女王は、フィクションに登場するご自身を観たいとは考えておられません」。つまりこのドラマには、断固としたノーを突き付けているようです。
このドラマに不満を持っていると見られるもうひとりの王室メンバーが、ウィリアム王子です。
父チャールズ皇太子の友人を名乗る人が、「デイリー・メール」紙に明かしたところによると、王子は「自分の両親が金儲けのために、誤った短絡的なカタチで表現されている」と感じているそうです。
72歳になった未来の国王は、ドラマの中での自身の描かれ方に本気で腹を立てているとのこと。
王室担当記者のエミリー・アンドリュースは「メール・オン・サンデー」紙に対し、王室はこのドラマに強い不満を持っていると語っています。
エリザベス女王の一人娘アン女王も、このドラマを観ることはないと明らかにしています。
王室担当記者ケイティ・ニコル氏は消息筋の話として、王女は「そんなバカげたものに使う時間はない」と伝えています。
一方で、王室内にもドラマのファンがいます。
『ハロー!』誌によると、エリザベス女王の孫娘ユージェニー王女は、いくつかのエピソードを観て、このドラマを気に入っている様子とのこと。「映像も音楽も、ストーリーも素晴らしい」と話しているそうです。
同誌によれば王女は、「見るととても誇らしい気持ちになります。すべての人の感想を代弁することはできませんが、私はそう思いました」と語ったそうです。
チャールズ皇太子の2番目の妻であるカミラ夫人は、皇太子とは対照的に、かなり熱心にこのドラマを観ているようです。
『ヴァニティ・フェア』誌に対してある消息筋は、「カミラ夫人は素晴らしいユーモアのセンスの持ち主です。ドラマの内容に、ひとつも文句など言わないでしょう。彼女はまさに“愚痴を言わない、言い訳をしない”人なのです」と語っています。 From COSMOPOLITAN UK
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