キャスト陣のファッションは、「ハリー・ポッター」シリーズとは思えないほど予想外にお洒落でした。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』には、さまざまな要素があります。 「魔法」は確かにそんな要素の1つですし、「子供向け」というのも間違いないでしょう。とはいえ、この「ハリー・ポッター」シリーズの最新作に「スタイリッシュ」な要素はなかったのではないでしょうか。 ですが、それも今や過去の話です。この魔法使いをめぐる物語の最新作に出演するキャストたちは、プロモーションのために世界中を回ってきましたから…。 エディ・レッドメインは素晴らしい仕立てのスーツに身を包んでいますし、ジュード・ロウは役者っぽいジャケットをはおり、エズラ・ミラーは化け物じみたパファージャケットで話題を呼んでいました。そして、出演者たちの素晴らしい着こなしは、2018年11月13日に行われたロンドンプレミアでも健在でした。彼らマグル(人間)の衣装に比べれば、J・K・ローリングが考えたクィディッチのローブやとんがり帽子も見劣りしてしまうのではないでしょうか(笑)。 今回は、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ロンドンプレミアでのキャスト陣のファッションに注目してみました。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズに新たに参戦したバウアーは、悪役魔法使いグリンデルバルドの青年時代を演じます。ですが、ロンドンプレミアではクラシックな2ピーススーツにノータイと好感の持てるスタイルでした。
いつもスタイリッシュなエディ・レッドメインですが、今回のプレミアイベントでも、そのお洒落っぷりを見せつけてくれました。クラシックなダブルのスーツながら、動脈のような深い赤というカラーチョイスは見事と言うほかありません。
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を何度も見た子どもが、おばあちゃんの家でシャギーラグを見つけたら何が起こるでしょうか? フランス人俳優ウィリアム・ナディラムの着こなしのでき上がりです。
ジュード・ロウは、英国役者の出で立ちのポイントを的確に押さえています。フェドーラハット、素敵なベルベットジャケット、40代以上のあらゆる母親をイチコロにする笑顔、どの項目もクリアしています。
15歳にして、すでに勝者の貫禄とも言える出で立ち。この年齢なら「自分は何者なんだろう」といった深い疑問を抱きながら、スプレーオンジーンズにウェッジヘアカットでキメようとするものではないでしょうか。彼が選んだのはティーンエイジャーが着ても、大人が着てもクラシックな印象のスーツでした。
他の出演者たちが近所のパーティー衣装ショップに向かうなら、あえて地味にすることで、逆に目立つことに成功しています。カラム・ターナーがやったのは、まさにそういうことです。
タータンチェックの2ピースは、少しハイランド・フリング(スコットランドの民族舞踊)を思わせます。ですが、同じタータンチェックでも3ピースなら、「ハリー・ポッター」映画イベントの宣伝用背景の前に立っても問題ないでしょう。クリスマスの包装紙のようでもありますが、ケヴィン・ガスリーが着こなせば実にクールです。
まさに、「鳩が鳴く瞬間」のようなポーズのエズラ。純粋で抑えのきかない喜びを、きっと表現したのでしょう、そんなファッションです。
【メットガラ 2024】エディ・レッドメインやStray Kidsも!レッドカーペットスタイル写真集
【ゴールデングローブ賞2023】腕元に「オメガ(OMEGA)」が光るセレブたちに注目
ゴールデングローブ賞2023 スターたちの授賞式ファッション集
お洒落で有名なセレブも変な恰好を!? セレブのイタいファッション10選
男をアップグレードするトレンド最先端のヘアカット
エディ・レッドメインに独占インタビュー
ラルフ・ローレンも授与! 英国王室から称号を与えられた歴代セレブ33名
“細ボストン”で巧みに知的さを演出していたセレブ6人
視野を広げる、いま観るべきトランスジェンダー映画11本
エディ・レッドメインが証明「古風なヴェストが今年の夏の鉄板のよう」
アカデミー賞名場面集、歴史に残る名スピーチをYouTube再生回数順にプレイバック!
エディ・レッドメイン、ファンタスティックな着こなしを発揮