世界的にロックダウンや緊急事態宣言が緩和される方向へと向かい、 過ごしやすい気温になってきたことも相まって、先行き不透明な未来に少し希望が見えてきました。しかし、夏本番がくる前に梅雨の季節です。長い間自宅で自粛生活をおくっていた我々にとって、雨の日に外を歩くことはより億劫に感じられ、今年の梅雨はより厳しく感じることでしょう…。
そんな梅雨もスタイリッシュに乗り越えられるような、レインコートをここでご紹介します。傘だけでは防ぎきれない雨水から衣類を守ることができ、梅雨の時季だけでなく、冬の雪の季節にも活躍してくれるので一着持っておくだけでも、雨の日の服選びを楽しくしてくれるはずです。
しかし、水しぶきがかかるようなジェットコースターに乗るときや、水族館の最前列でイルカショーを観るときに着るようなレインコートは、選ばないように注意しましょう。小学校の頃の遠足時に、母親がリュックサックに忍ばせてくれていたあのカッパです。
おすすめは、映画『アメリカンサイコ』でクリスチャン・ベールが着用（しかし、彼と同じ用途では使用しないでください）していたような厚手でしっかりとした素材のレインコートです。これはとてもベーシックと言えるでしょう。また、『ブレードランナー』で暗殺用に再プログラミングされた蛇使いのダンサーとしてロサンゼルスに潜伏していたレプリカント、Zhora（ゾーラ：ちなみに製造番号はN6FAB61216）も似たような（こちらのほうが透明度は高いが…）レインコートを着用していました。また、それにオマージュをおくるかのように、日本のミュージシャンSIRUPの『Rain』のミュージックビデオにも登場しています。
これに最も近しいのが、デンマーク発のブランド「Rains（レインズ）」から登場する「シアーフード レインコート」です。デンマークという国は、1年の大半が曇りや雨といった気候が特徴です。なので、雨の日をよく知る人々によってつくら上げられたからでしょう、機能的でファッショナブルなアイテムに仕上がっています。
「コーディネートに悩みたくない」という方には、シンプルでスタンダードなデザインのこちらがおすすめです。
もしくは、ある種の先入観からレインコート＝黄色というイメージが強い方も少なくないのではないでしょうか？ 『くまのプーさん』、『雨に唄えば』、『ジュラシック・ワールド』、『IT』、そして『グーニーズ』のショーン・アスティンも、劇中で黄色いレインコートを着用していましたので…。
ストックホルム初のブランド「Stutterheim（ストゥッテルハイム）」から登場するオリジナルモデル「ストックホルム」シリーズのレインコートは、ユニセックスなのでパートナーとシェアすることもできます。
リストはここでは終わりません。これらにまだ納得できない方に、以下の商品もおすすめします。気分も晴れるような明るい色から、どんなアイテムにも合わせやすいダークトーンのものまで、あなたのワードローブにぴったりの一着を見つけてください。
Source / ESQUIRE ES
