ベン・アフレックの降板が報じられるとすぐに、「代わりにバットマンを演じるのは誰になるのか?」という話題でもちきりになりました。「バットマン役を射るのは、人気急上昇中のティモシー・シャラメになるのか?」、それとも「人気TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』 でブレイクしたキット・ハリントンか?」などなど、あらゆる話題で持ち切りでした…。
そうして2019年5月に、ロバート・パティンソンがバットマン役を演じることが決まりましたが、この路線変更は歓迎ムードであり、クレール・ドゥニ監督の『ハイ・ライフ』など、最近のアートハウス映画ヒットのトレンドも受けて、「パティンソンが人気作を生み出してくれるのではないか!?」との期待も高まっています。
パティンソンは「エスクァイア」UK版の以前の取材で、自身がバットマンに抜擢されたことに関して、「思ったより(世間の反応は)辛辣ではなかった」と述べるなど、この役を射止めたことに自分でも驚いている様子でした。
2019年10月に行った取材では、「普通ではちょっとありえない」と語り、「これまで僕は本命候補には及んでいなかったし、実際のところ、どうやってこの役が来たのか、まったくわからない」との心情を表しました。
「バットマン」役の先輩であるクリスチャン・ベールは、このキャスティングに大満足の様子。彼は2019年9月、米「バラエティ」誌に対し、「適役! 彼は興味深い」とコメントしています。「彼は絶対に、面白いバットマンを見せてくれると思う」とのお墨つきです。
そして、この他の配役として…『ビッグ・リトル・ライズ』や『マッド・マックス 怒りのデスロード』などに出演した女優ゾーイ・クラヴィッツがキャットウーマン役に。
彼女は『レゴバットマン ザ・ムービー』でも声優としてキャットウーマン役を経験しています。また、ゴードン刑事役は、『007/カジノ・ロワイヤル』や『007/慰めの報酬』でフェリックス・ライター役を演じたジェフリー・ライトが演じると報じられました。この役は、マハーシャラ・アリが演じるとの噂でしたが、 彼はMCUでリブートされる『ブレイド』への出演を決めています。
そしてベン・アフレック監督・主演予定であった『The Batman(原題)』では、ヴィランのデスストローク役に『マジック・マイク』のジョー・マンガニエロが決まっていましたが、最新作『The Batman(原題)』に出演するかどうかは不明です。
では、バットマンに対峙するヴィランは一体誰が演じるのでしょうか? しかし…これについてはまだわかっていません。2019年9月にはリドラー役としてジョナ・ヒルの名前が浮上。『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じたジャレッド・レトは、ジョーカーの再演を希望しています。他の誰もがそれを望んでいるかどうかは別として…。