70年代に一世を風靡したミュージシャンたち、その舞台裏をとらえた写真80枚
音楽史の中でも、特に濃厚な10年間の舞台裏を覗いてみましょう。
70年代はビートルズ全盛期の後の10年であり、「Get on up, get on up」の合言葉から始まるソウルの年代であり、さらにロック、ディスコからパンクへと大きな波が起きた年でした。70年代は60年代のカウンターカルチャーの変化を受け入れた時代であり、アーティストたちが戦争や社会主義急速に変化するアメリカンドリームに対して、独自の抗議を行った時代でもありした。
また、音楽史を語る上で欠かすことのできない偉大なミュージシャンたちが、第一線で活躍していた時代でもあるのです。そこで、伝説となった人々が舞台裏でどのように過ごしていたのか？ これらの写真で確認していきましょう。
1973年、ハーレムにある「アポロ・シアター」の舞台裏に集まったグラディス・ナイトとその友人たち。
1970年8月10日にネバダ州ラスベカスのホテル内の劇場、「インターナショナル・ショールーム」の舞台裏で話すエルビス・プレスリーとサミー・デイヴィスJr. 。
1976年8月18日、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるライブハウス、「ロキシー・シアター」で開催されたロニー・ブレイクリーのコンサートの舞台裏で撮影された記念写真。左から、デヴィッド・ブルー、レイニー・カザン、ボブ・ディラン、ロバート・デ・ニーロ、サリー・カークランド、ロニー・ブレイクリー、ジゼラ・マルティン・ゲティ。
前ページと同様、1976年8月18日にカリフォルニア州ロサンゼルスにあるライブハウス「ロキシー・シアター」で開催された、ロニー・ブレイクリーのコンサートの舞台裏で撮影された、ボブ・ディランとロニー・ブレイクリー。
1978年、ニューヨークのクラブ「CBGB（Country, Blue Grass, and Bluesの略）」の舞台裏にて、ロバート・クワインとエルヴィス・コステロとリチャード・ヘル。
1975年にロサンゼルスで開催された「第1回ロック・ミュージック・アワード」の舞台裏で、一緒にポーズをとるシェール、エルトン・ジョン、ダイアナ・ロス。
1973年8月26日、イングルウッドにあるフォーラムの舞台裏で、「ジャクソン5」時代の左からマイケル（六男）とランディ（七男）。
1975年、「マディソン・スクエア・ガーデン」での公演後、舞台裏でデヴィッド・ボウイと話すロッド・スチュワート。
1973年、ロンドンの舞台裏でポーズをとるジェームス・ブラウン。Get on up, get on up…
1970年8月25日。カリフォルニア州ロサンゼルス（現在のウェストハリウッド）にあるライブハウス「トルバドール」で行われた、ダグ・ウェストンのライブでの舞台裏にて。リラックスするエルトン・ジョン。
1975年7月18日、イギリスのバーミンガムにある「オデオン」の舞台裏で、ギターとキーボードを演奏するウェイラーズのアストン・"ファミリーマン"・バレットとボブ・マーリー。
「レッド・ツェッペリン（ベーシストのジョン・ポール・ジョーンズ、歌手のロバート・プラント、ギタリストのジミー・ペイジ）」の、1977年にロサンゼルスの「フォーラム」の舞台裏での様子。
1976年、「マディソン・スクエア・ガーデン」のコンサート前に、舞台裏でウォーミングアップする「エアロスミス」のトム・ハミルトンとジョー・ペリー。
1975年米国ツアー中にスタッフと話す、エリック・クラプトン。
1975年にニューヨークで開催された「フェイセズ」のライブを、舞台裏から見ていたアヴァ・チェリー。当時、彼女はデヴィッド・ボウイと親密な関係にありました。
ジョニ・ミッチェル、ミミ・ファリーナ、ハービー・ハンコックは、1979年5月にカリフォルニア州バークレーの「ギリシャ劇場」で開催された「バークレー・ジャズ・フェスティバル」の舞台裏でひとときを楽しんでいました。
1977年にカリフォルニア州ロサンゼルスにあるナイトクラブ「ウィスキー・ア・ゴーゴー」の舞台裏で、カメラに向かってポーズする「ザ・ランナウェイズ」のジョーン・ジェット。
1979年に「マディソン・スクエア・ガーデン」でのライブの後、舞台裏を歩くピーター・フランプトン。隣には、恋人のバーバラ・ゴールドとピーターの両親が連れ添っています。
1970年12月のコンサート前に、楽屋で記念撮影をした「ザ・ビーチ・ボーイズ」の面々。
1975年、エルトン・ジョンが「ローリング・ストーンズ」の北米ツアーでのコンサートの後、音楽ジャーナリストのリサ・ロビンソンと話をしています。
