私(筆者トリシュナ・リッキー)は、傘が嫌いです。フード付きの冬用コートを1着だけ持っていますが、気温が氷点下を下回らない日は暑くて着ていられません。気温が高めで雨の多いニューヨークに住んでいるため、雨の日の服装に頑固な私はびしょ濡れになり、湿った縮れ毛のまま一日を過ごすことになることもしばしばです。ですが、個人的に完璧と思えるパーカを見つけたことで、そんな日々には終わりを告げることとなりました。

それが、デンマーク発のブランド レインズ(RAINS)の「フィッシュテールパーカー」。雨の日にどれほど長時間外にいようとも、快適さと暖かさをキープしてくれる頼もしい存在です。

スマートでシャープ、ユニセックスなデザインで、ゴム入りで伸縮性のある袖口、ドローコード付きのフード、ポケット、防水素材など、雨風に耐えられるパーカーに必要と言えるさまざまな機能を備えています。さらに、前身頃はダブルジップの止水ファスナーとボタンの両方で閉められるので、しっかりと雨を防いでくれます。また、カーブした裾が身体にぴったりと沿うようなシルエットになっているので、シックで現代的な印象ももたらしてくれるのです。

この北欧デザインのレインコートは、今や私のクローゼットの定番です。雨が少しでも降りそうな日はもちろん、曇りの日でも着ています。なぜなら、見た目もかっこいいですし肌触りもよく、さまざまなスタイルやシチュエーションにも合うからです。もちろん、このコートに傘は似合いません(私はそう思っています)。なので、傘はいつも家に置き去りです。

rains fishtail parka
Philip Friedman
公式サイト 楽天市場

レインコートとして
ちょうどいい厚さ

私にとって世界で一番嫌な気分になるのは、雨が降っているけれどそれほど寒くはない日です。皆さんも想像してみてください。濡れないために、唯一持っているフード付きの防水ウェアである、とにかく重くて分厚いレインコートを着ていきます。その時点ですでに最悪です。そんな状態で雨の中を歩き、さらにひどいことにそのレインコートが重ければ、目的地に着いたときにはうんざりするほどの汗と湿気でびっしょりでしょう。そして、分厚い濡れたジャケットで室内に入らなければならないのです、これにあなたは耐えられますか?

一方、世界で一番いい気分を考えてみましょう。気温は10℃くらいで、雨が降っている日。皆さんは、このレインズの「フィッシュテールパーカー」を着ています。軽量なのでドライで涼しい状態を保ってくれます。おまけに通気穴やベンチレーションによって、背中の蒸れも極力防いてくれるのです。薄手なので邪魔にならず、脱ぐときは簡単にたたんでバッグにも入れられる…素晴らしい人生を送れそうじゃありませんか?

真面目な話、優れた機能を備えているだけでなく見た目も素晴らしいアウターウェアを手に入れることは、人生における大きな喜びとも言えるでしょう。

スマートでスタイリッシュな
デザイン

デンマーク人は、スタイルをキープしつつ雨と共存する方法を心得ているのでしょう。モデル名「フィッシュテールパーカ」は、ゴム製のレインコートをもっとかっこよくしたもので、風を受けて流れるようなシルエットと身体に沿うようなドレープがあり、それでいてシャープで実用的な印象を与えてくれます。

個人的に雨の日で一番困ることは、服装の選択肢が狭まることです。濡らしたくない靴があるのは当然ですが、それ以上に、醜くてかさばるコートを着るとコーディネートが台無しになります。また傘をさすにしても、一日中持ち歩いて開いたり閉めたり、風でひっくり返ったところを直す…といった手間もあります。だからこそ、スタイリッシュで機能的なレインコートがおすすめというわけです。

このようにレインズは、以上の2つの条件を満たしています。そのうえ、3つ目のポイントとして価格もお手頃です。

驚異的な汎用性の高さ

この「フィッシュテールパーカ」は、傘がいらない軽量なレインコートとして防水性はもちろんのこと、より多くの機能性を備えています。

まずは防風性です。雨が降ったときには風も気になるものです。それには、傘では対処しづらいところもあります。その問題に対してレインズは、確実に応えてくれていると私は実感しています。生地は薄すぎず軽量ですが、超音波機械によって結合された縫い目とポリウレタンコーティングで頑丈につくられており、強風でも耐えらる仕立てに。フードにはドローコードが付いているので、風で脱げてしまわないようしっかりと絞めることも可能です。

しかもこのレインコートは、スタイリッシュで軽いアウターとして雨の日以外でも着ることが可能です。私はオフィスにも、週末に出かけるときでも、フォーマルなイベントにも、そして深夜にコンビニへ買い物に行くときにも着ています。外側は驚くほどソフトで内側は伸縮性(最大限に動きやすくするために、肘部分にプリーツのデザインが加えられたほどです)があるので、とにかく快適なのです。

雨の日のアウターとしては軽量で、裾の長さを調節することで幅広い気温の差にも対応可能。寒い日には、このレインコートの下に重ね着してもかさばる感じもしません。なので私は、セーターやTシャツにジャケットを羽織り、そのうえにこのコートを合わせたりしてきました。

このように冬にも大活躍してくれたこのレインコートですが、これからの季節の雨にも大活躍してくれそうです。つまりいまの私は、これまでにないほど雨が待ち遠しいのです。

Source / ESQUIRE US
Translation / Yuka Ogasawara
※この翻訳は抄訳です