2017年1月で任期を終えたオバマ元大統領ですが、いまだ夫婦揃ってその人気は衰え知らず。もてなす側も最高のホスピタリティで出迎えたいところですが、思わぬハプニングの発生が…。
伊「コリエーレ・デラ・セーラ」紙によると、元大統領夫妻が到着する直前になってプールの水が半分しか入っておらず、その水が氷のように冷たいことが判明したそうです。それに気づいたクルーニー夫妻は、急いで地元の水道工事業者に電話するようボディガードにお願いしたのだとか…。
工事を担当したスタッフいわく、「まるでレースに参加しているような緊迫感でしたよ。私が到着するころには、すでにみんな苛立っていました。クルーニー夫妻のボディガードにも、『早く！ 急いでくれ!!』と急かされました…」とのこと。
幸いなことにそのスタッフは、トラブルを即解決。ジョージは彼に「ありがとう。一時はどうなることかと思ったよ」と、感謝の言葉を告げたそうです。そのときジョージは、汗まみれのTシャツ（自身のテキーラ・ブランド『カーサミーゴス（Casamigos）』のロゴ入り）を着ていたとのこと。
しかし、クルーニー夫妻の身に起きたハプニングはこれだけではなかったのです。
伊「ラ・レプッブリカ」紙によると、クルーニー夫妻はオバマ元大統領夫妻を迎えるにあたって、地元の庭師たちを独り占め…。夫妻が庭師たちに“特別な依頼”をしたせいで、コモ湖周辺の住人たちの庭は1週間も放置状態になってしまうという事態に…一時はクレームが続出したそうです。
加えて、オバマ元大統領夫妻の訪問により緊張を走らせたのはクルーニー夫妻だけではなかった模様です。コモ湖の市長も2人の訪問に先駆け、警備体制を強化。クルーニー夫妻の別荘の半径300フィート（約90メートル）内を「立入禁止区域」とし、別荘への接近禁止を命じたのです。
英「デイリー・メール」紙に対し市長は、「オバマ元大統領夫妻がここに来られることをとても光栄に思っています。コモ湖の観光プロモーションにもつながるはずです。私たちも感謝の気持ちを込めて、何かお返しをしなければなりません」とコメント。
オバマ元大統領夫妻はその後、2019年6月23日と24日（現地時間）の2日間をコモ湖で過ごしました。夫妻の長女マリアも一緒だったようで、クルーニー夫妻とともにボートに乗る姿が目撃されています。妹のサーシャも、フランスで両親やU2のボノとジ・エッジらと一緒にいるところをキャッチされているので、コモ湖を訪れた可能性は高いでしょう。夏休みにジョージ・クルーニーとアマル・クルーニー、U2のボノとジ・エッジに会えるなんて、うらやましい限りです。
From TOWN&COUNTRY
Translation / Reiko Kuwabara
※この翻訳は抄訳です。
