神秘なるものは、ピラミッドの中にだけ隠されているわけではありません。そうです、ジョージ・クルーニーの中にも神秘なるものがあります。クルーニーは、今でも2003年当時の姿を保っていますし…。そして今回、彼は再び神聖なる領域へと、新たなる一歩を踏み出した…という足跡を我々に示してくれました。それはヒゲです。彼は世界で一番完璧なヒゲを生やしていると言っていいでしょう。
 
 現在クルーニーは、自身の監督最新作のプロモーションツアーで各地を回っていますが(この作品は、ジョセフ・ケラーの画期的な風刺小説、『キャッチ22』を下敷きにしたものです)、彼は非の打ち所がないヒゲを生やして、私たちの前に姿を見せていました。クルーニーはこれまで、顔をきれいに剃りあげるか、それともジェフ・ブリッジスのようなほったらかしのヒゲを生やすかのどちらかでした。が、今度のヒゲには重要な点がいくつかあります。写真で詳しく見ていきましょう。

George Clooney
Getty Images
綺麗に整ったヒゲは、素晴らしいものとなっています。

 まず気づくのは、ヒゲのボリューム感がちょうどいいことです。たっぷりと伸ばしたヒゲを個性と混同している男性がたくさんいる今の時代に、クルーニーはしっかりとヒゲを刈り込んでいます。 
 
 2つ目は一見、手をかけていないように見える無造作さです。クルーニーの手入れの仕方は控えめで、頬のヒゲは(上過ぎず下過ぎずという)ちょうどいい位置で揃えられています。これなら自然に見えます。

preview for The 5 Step Grooming Routine All Men Should Follow

 皆さん、それぞれのヒゲの長さとニーズに合ったヒゲ用トリマーさえあれば、クルーニーのようなヒゲを生やすことができるでしょう。まず第一に、実際にヒゲを生やせる遺伝子があることが必要ですが。このふたつがあれば、皆さんも完璧なヒゲを手に入れることが可能となるでしょう。 

 




From Esquire UK 
Translation / Hayashi Sakawa 
※この翻訳は抄訳です。