新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、非常事態宣言が発令されました。外出する機会は大幅に減っていることと思います。お酒を愛する方々にとっては、バーでお酒を楽しむ時間は遠い昔の記憶となっているかもしれません。

 ですが…、だからと言ってお酒を楽しめなくなったわけではありません。そうです、バーテンダーが使う道具をそろえて、ご自分でカクテルをつくってみるのはいかがでしょうか? つまり、ご自宅をバーに見立てた“宅飲み”カクテルのご提案です。

 酒税法で複数のお酒を混ぜることは禁止されていますが、保存せずに、つくってすぐに楽しむのであれば問題はありませんので…。

 もちろん、カクテルづくりにおいては、初心者の方が大半でしょう。完成度ではプロがつくるお酒には遠く及ばないかもしれません…ですが、自らつくったカクテルを味わうという楽しみは、ホームバーならではの醍醐味でもあります。

 そしていつの日か…。友人を招いたホームパーティーで、さり気にカクテルを振舞ってみてはいかがでしょうか? 気の置けない仲間のために自らシェーカーを振る時間は、とても洗練された大人の楽しみとなるはずです。

 そのときを思い描いて、今はご自分のためにカクテルをつくって練習してみませんか? まず必要となるのが、ご自宅でバーを楽しむための道具となります。ここでは、カクテルづくりに必要な道具をご紹介しましょう。


カクテルにづくりに必要な道具とは?

ミキシンググラス&ストレーナー

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 ミキシンググラスとは、注ぎ口のある厚手のガラス製のグラスです。主に、混ざり合いやすい材料同士をかき混ぜるときに使用し、倒れないようにある程度の重量と安定感があります。

 ストレーナーとは、ミキシンググラスの縁にはめて、カクテルを注ぐ際に中の氷や果実の種がグラスに入らないようにろ過をする役割を果たします。ちなみに材料が混ざりやすい場合は、こちらのミキシンググラスとストレーナーを使います。そして、混ざりにくい材料を混ぜる際にはシェーカーを使用するということになります。


シェーカー

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 シェーカーとは、カクテルを混ぜるためのガラスや金属性の容器です。2つのカップからなる「2ピースシェイカー」と、「3ピースシェイカー」があります。日本国内では、上からトップ・ストレーナー・ボディーの3つの部品からなる、3ピースシェイカーが一般的とされています。


メジャーカップ

 2つの円すいを組み合わせたようなカタチのメジャーカップです。カクテルに入れるお酒や、炭酸飲料などの量を計るために使用します。小さい方が1オンス(約30ml)、大きい方が1.5オンス(約45ml)となっているタイプが一般的です。


ペティナイフ

 キッチンにある包丁でも代用は可能ですが、果物を切ったり、飾りつけをしたりするときには、やはりペティナイフが最適です。


ピーラー

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 「オールドファッションド」や「マティーニ」をはじめ、果物の皮を添えるカクテルは少なくありません。専用のピーラーが1つあるとよいでしょう。

バースプーン

 取っ手の長いスプーンです。ステア(カクテルをかき混ぜること)にはもちろん、チェリーなどをすくうときにも重宝します。


スクイーザー

 スクイーザーとは、カットしたレモンやライムなど、主に柑橘類を絞るために使用します。


グラス

 あなたの作品とも言うべきカクテルを、より素敵に見せるためにも良いグラスは欠かせません。最初の内は次の3種類のグラスをそろえておくとよいでしょう。

  • カクテルグラス(主な用途:アルコール度数の高いショートドリンク用)
  • トールグラス(主な用途:炭酸などとステアするロングドリンク用)
  • オールドファッションドグラス/ロックグラス(主な用途:ロック用など)


氷(製氷皿)

 多くの方が、キッチンにあるいつもの冷凍庫の氷を使っているのではないでしょうか。もし入手が可能であれば、市販されている溶けづらい氷を買っていただくことをおすすめします。

 また、四角い氷に比べて溶けるスピードが遅い、「丸い氷」を使用するのもよいでしょう。つまり、お酒が薄くなりにくくなります。丸い氷をつくることができる専用の製氷皿も販売されていますので、活用してみてはいかがでしょうか?

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