[目次]

▼ ハンドグリップのメリット・効果的な使い方は?

▼ ハンドグリップの選び方

▼ おすすめのハンドグリップ8選【商品紹介】

▼ まとめ


 握力を鍛えるアイテムとして、広く親しまれているハンドグリップ。たくましい前腕づくりのトレーニングだけでなく、日常生活で必要な握力を維持する側面も持ち合わせたフィットネスアイテムです。

 このページでは、ハンドグリップのメリットや効果と、購入するときの選び方を紹介します。さらに初心者向けの30kg程度のものから、上級者向けの70kg以上の負荷レベルのハンドグリップまで、おすすめの製品を紹介します。

ハンドグリップのメリット・効果的な使い方は?

ハンドグリップのおすすめ8選 ー 選び方&効果的な使い方を解説
Troy Phillips//Getty Images

 ハンドグリップは握力を鍛えるためのトレーニング器具で、日常生活はもちろんスポーツでも重要なスペックとなり、弱すぎるとそれが弱点になることがあります。

 例えば日常生活。握力の弱いと自覚している方や高齢者の健康維持のひとつとして、負荷20kg程度の手軽なハンドグリップが役立つでしょう。スポーツではボルダリングや格闘技、ラケットやバットを使う競技などでは特に握力が重要になってきます。この場合は、60kgや70kgといった高負荷のハンドグリップを使用するといいでしょう。

 また、ハンドグリップによるトレーニングは前腕の筋肉を鍛える効果も期待できます。なので、男性のユーザーはこちらが目的の方も多いかもしれません。

ハンドグリップの選び方

 ハンドグリップを購入する際の選び方について、詳しく説明します。

鍛えるものに合わせて「負荷レベル」を選ぶ

ハンドグリップのおすすめ8選 ー 選び方&効果的な使い方を解説
Bebenjy//Getty Images

 ハンドグリップは「30kg」や「60kg」など、負荷のレベルがあらかじめ決まってるものが大半です。この選び方は、ハンドグリップで何を鍛えたいのかによって微妙にかわります。ハンドグリップ購入の際は、以下を参考に負荷レベルを判断しましょう。

  • 握力をアップ=自分の握力の80%程度の負荷レベルを選ぶ
  • 握力を維持=自分の握力の70%程度の負荷レベルを選び、回数を多くする

「負荷調整タイプ」ならトレーニング強度を変えられる

ハンドグリップのおすすめ8選 ー 選び方&効果的な使い方を解説
Amazon Prime

 ほとんどのハンドグリップは、負荷レベルが固定されています。ですが、中には調整できるタイプもあります。握力がアップしても使い続けたい場合や、家族数人で使う場合、自分の握力がわからない場合などに便利です。

初心者や握力維持が目的なら、シリコンタイプもおすすめ

ハンドグリップのおすすめ8選 ー 選び方&効果的な使い方を解説
Ridofranz//Getty Images

 ハンドグリップ初心者や、握力に全く自信のない方、握力を維持したい高齢者などにおすすめなのが、シリコンタイプの製品です。ボール状やドーナツ状のシリコンの塊で、テレビを見ながらニギニギするような使い方に向いています。

「グリップの素材」が使い心地を左右する

 
Chalongrat Chuvaree / EyeEm//Getty Images

 ハンドグリップの握りの部分(グリップ)は、大きく分けて3つの素材に分類されます。意外と使い心地が変わるので、以下を参考に好みのものを選びましょう。

  • ラバー素材 = 柔らかい握り心地で幅広くおすすめできる素材です。人によってはグリップが太く感じることもあります。
  • プラスチック = 沈み込みがなく、感触がダイレクトに感じられる素材です。ただし、負荷レベルが高いと手が痛くなりやすいこともあります。
  • 金属素材 = 最もソリッドな感触の素材。負荷レベルの高い上級者向けの製品に多く採用されています。

おすすめのハンドグリップ8選

La-VIE(ラヴィ) ハンドグリップ 50kg

La-VIE ハンドグリップCRASH 50kg

ハンドグリップCRASH 50kg
¥800
Amazon で見る

 オーソドックスなつくりと、手頃な価格で人気のハンドグリップ。グリップはプラスチックでダイレクト感のある使い心地です。口コミでは、「低価格ながらきちんと表記通りの負荷が出ている」と好評。負荷のバリエーションは15~70kgまで、6種類用意されています。

  • 負荷の種類:5kg・30kg・40kg・50kg・60kg・70kg

IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) ハンド グリップ 50kg

IRONMAN CLUB ハンドグリップ スーパーストロング 50kg KW-106

ハンドグリップ スーパーストロング 50kg KW-106
Now 40% Off
¥600

 フィットネス用品やトレーニンググッズを販売している、IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) のハンドグリップです。ビニール素材の滑り止めが巻かれたグリップは、やや太めですが握りやすいと評判です。製造は中国ですが、販売が日本メーカーなので安心感もあります。

  • 負荷の種類:10kg・20kg・30kg・40kg・50kg

TUAJP ハンドグリップ 5-60kg

TUAJP ハンドグリップ 5-60kg

ハンドグリップ 5-60kg

 負荷を変えられるタイプとしてはリーズナブルで、かつ口コミも良い人気製品です。負荷は5~60kgの範囲で変更できるので、握力の維持が目的の方から、たくましい前腕をお望みの男性まで、家族全員で使用可能となるでしょう。5つのカラーを選べるのも、うれしいポイントです。

  • 負荷の種類:可変式5~60kgのみ

Reefur ハンドグリップ リングタイプ

Reefur ハンドグリップ リングタイプ

ハンドグリップ リングタイプ

 握力に自信のない方や、握力維持を目的とする方なら、シリコンタイプの製品もおすすめです。こちらは医療用のシリコンゴムを使った製品で、小さなタイヤのようなデザインと豊富なカラバリがユニーク。負荷はもっとも軽くて13kg、最も重くて27kgです。

  • 負荷の種類:13kg・18kg・23kg・27kg

The Friendly Swede エッグエクササイズボール ラージ

The Friendly Swede エッグエクササイズボール ラージ

エッグエクササイズボール ラージ

 テレビや映画を見ながら使うのにぴったりなのがこちら。北欧製品らしくインテリアになじみやすい卵型のシリコンボールで、3つの硬さがセットになっています。大きさはエクストラスモールとスモール、そしてこのラージの3種類。握力維持に最適な製品です。

  • 負荷の種類:ソフト、ミディアム、ハードの3個セット

IRONMIND キャプテンズ・オブ・クラッシュ ハンドグリッパー 45kg

アイアンマインド ハンドグリッパー トレーナー

ハンドグリッパー トレーナー

 Amazonで人気なのが、米アイアンマインド(IRONMIND)社の「キャプテンズ・オブ・クラッシュ」。その社名の通り屈強な男たちから指示されるブランドで、最高負荷の製品はなんと165kg。とは言え、無理をすれば故障(怪我)の原因にもなるので、自分に合った負荷から始めましょう。

  • 負荷の種類:27kg・36kg・45kg・54kg・63kg・75kg・88kg・108kg・127kg・146kg・165kg

GD IRON GRIP ハンドグリップ 25-80kg

GD IRON GRIP ハンドグリップ 25-80kg

ハンドグリップ 25-80kg

 調整式のハンドグリップの中で、強い負荷をかけることが可能な製品がコチラ。ローレット加工を施したアルミ製グリップをはじめ、本体は総金属製でつくりが良いと評判です。そのぶん値は張りますが、25kg~80kgまで使えるので、自身の握力がアップしてもしばらく使えそうです。

  • 負荷の種類:可変式25~80kgのみ

まとめ

 握力を鍛えることで、瓶の蓋(ふた)を開けやすくなったり、荷物を持ちやすくなったりと日常生活で助かることがあります。また男性であれば、Tシャツの袖から覗くたくましい前腕づくりにも役立ちます。

 ここで紹介した製品はどれも口コミがよくコストパフォーマンスに優れた製品なので、ぜひ気になったハンドグリップをひとつ購入して、トレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。