［目次］
小さく折りたためて持ち運びに便利な折りたたみ傘。急な雨をしのぐために、カバンに一本忍ばせておくのもおすすめです。ですが、軽さや大きさ、強度など、自分に合ったものを選ぶのはひと苦労という悩みも。そこでこの記事では、メンズ向き折りたたみ傘の選び方のポイントを解説するとともに、おすすめの折りたたみ傘10選をご紹介します。
折りたたみ傘を選ぶポイント
1.折りたたみ傘の重さ
折りたたみ傘の重さは、携帯のしやすさに大きく影響します。軽量な折りたたみ傘を選べば、バッグに入れて持ち運びやすくなりますし、重すぎると持ち歩くことが面倒になってしまうでしょう。
カーボン素材やアルミ素材の折りたたみ傘なら、十分な強度を保ちながら軽量化が可能です。軽い折りたたみ傘だと100g未満のものもあります。
2.折りたたんだとき・開いたときのサイズ
折りたたみ傘をたたんだときと、開いたときのサイズも重要です。
小さく折りたためる傘ほど携帯性は高まりますが、開いたときに小さいと肩がぬれてしまったり、十分な耐風性が得られないことも…。大きな折りたたみ傘は、比較的頑丈で使いやすいですが、今度は携帯しづらいデメリットがあります。普段使っているバッグのサイズと相談しながら決めるとよいでしょう。
なお、傘を開いたときのサイズは、直径もしくは親骨の長さで表示されます。親骨の長さの2倍をやや短くしたものが直径になります。
3.骨の本数
通常は傘の骨の本数が多いほど、強風への耐久性が増します。一般的な折りたたみ傘は5本骨～8本骨が採用されていますが、中には10本骨や12本骨といった頑丈なものもあります。
骨の本数が増えると重くなりがちですが、ビル風などが強い場所で使うことの多い人は、骨が多めの折りたたみ傘のほうが安全に使えるかもしれません。
4.手動開閉・自動開閉
折りたたみ傘には、手動で開閉するタイプ、開くときのみ自動のタイプ、閉じる動作まで自動でできるタイプの3種類があります。
頻繁に開閉するのであれば、ワンタッチで閉じる動作も可能な折りたたみ傘が使いやすいはず。ただし重くなりやすいので、重さもチェックしながら選ぶのがおすすめとなります。
5.日傘にもなる晴雨兼用タイプも
折りたたみ傘は基本的に雨を避けるために使うものですが、最近では日傘として使える「晴雨兼用（せいうけんよう）」タイプも増えています。
そんなタイプは遮光加工やUV加工がされた生地を使っているので、日差しの軽減が望めます。よって厳しい夏の暑さもしのげるでしょう。晴雨兼用なら1本でさまざまなシーンで活躍してくれるので、より重宝するでしょう。
メンズにおすすめの折りたたみ傘10選
傘骨の一部にカーボンファイバー素材を使うことで、約100gの軽さを実現した折りたたみ傘です。スマホはもちろん、コンビニで売られている一般的なおにぎり（ご飯は基本100g位で、海苔や具を入れておおよそ110g～120gほど）よりも軽いので、常にバッグに入れておけるでしょう。
軽量傘は骨が5本のものも多いですが、こちらは骨6本なので風にも強くなっています。UVカット率90%以上の素材ということなので、日傘としてもおすすめできます。
- 重さ：約100g
- サイズ：使用時の直径 約88cm
- 骨の本数：6本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：◯
重さ約84gと超軽量な折りたたみ傘です。アルミの中棒にカーボンファイバーの傘骨、さらに軽量な生地を使うことでこの軽さを実現しています。
軽さを重視した5本骨構造ですが、風速15m/sまで耐えられる設計ということ。とにかく軽いので、いつもカバンに入れておきたい人やトレッキングなどに持参するのにもおすすめです。
- 重さ：約84g
- サイズ：使用時の直径 約80cm
- 骨の本数：5本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：―
大人2人でも余裕で入れる、直径133cmの折りたたみ傘です。身体の大きい人や、できるだけ体を濡（ぬ）らしたくない人、折りたたみ傘でもふつうの傘と同じように使いたい人におすすめです。
骨には優れた強度を誇るグラスファイバーを使っており、骨の本数も8本あります。456gと重量級ですが、大きさに合わせた丈夫な構造になっているので安心感があるはず。
- 重さ：456g
- サイズ：使用時の直径 約133cm、収納時の長さ32.5cm
- 骨の本数：8本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：―
直径140cmとかなり大型の折りたたみ傘です。通常の傘と比べても大型なので、身体の大きい人は助かるはず。骨には折れづらいグラスファイバーが使われています。
自動開閉式となっていて、手元のボタンで開く・閉じる動作がワンタッチで可能です。超撥水（はっすい）加工の生地もあいまって、あまり手を濡らさずに閉じられるでしょう。
- 重さ：440g
- サイズ：使用時の直径 約140cm
- 骨の本数：8本
- 開閉機構：自動
- 晴雨兼用：―
珍しい16本の他骨構造で、強い風にも耐える折りたたみ傘です。折りたたみ傘というと、華奢（きゃしゃ）で風に弱いイメージがある方人多いと思います。が、この製品ならそう簡単には壊れないでしょう。
直径は約100cmとバランスのよいサイズ。UVカット機能のある生地なので、日傘としても使える点もうれしいポイントです。
- 重さ：326g
- サイズ：使用時の直径 約100cm、収納時 約28cm×7cm
- 骨の本数：16本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：◯
直径105cmと、大きめサイズの折りたたみ傘です。片手がふさがっていても閉じられる自動開閉タイプながら、比較的軽い288gなので利便性を重視したい人におすすめ。
雨傘としてはもちろん、UVカット率が99.9％と高く、日傘としても使える晴雨兼用設計です。シンプルなデザインとカラーリングなので、スーツにも普段着にも似合うでしょう。
- 重さ：288g
- サイズ：使用時の直径 約105cm、収納時の長さ約30cm
- 骨の本数：6本
- 開閉機構：自動
- 晴雨兼用：◯
大きさ、サイズともにバランスのよい折りたたみ傘です。自動開閉機構付きで便利に使えます。持ち手が長く取られているので、握りやすいのもおすすめのポイントです。
撥水加工された布地はUVカット率・遮熱率ともに99%以上となっていて、日傘としても本格的な性能と言えます。どの折りたたみ傘にしようか迷ったときも、これを選べば失敗なく満足できそうです。
- 重さ：281g
- サイズ：使用時の直径 約97cm、収納時の長さ28cm
- 骨の本数：6本
- 開閉機構：自動
- 晴雨兼用：◯
晴雨兼用の折りたたみ傘として、日傘性能も追求した製品です。使用している布地はUVカット率100%、UPF（紫外線保護指数）50のハイスペックを誇る素材です。
撥水加工にもこだわっており、多層ポリウレタンコーティングが施されていることでJIS試験でも最高等級（レベル5）の撥水力が証明されています。荷物が多いときでも便利な、片手でサッと閉じられる自動開閉式になっています。
- 晴雨兼用
- 重さ：290g
- サイズ：使用時の直径 約98cm、収納時の長さ28cm
- 骨の本数：6本
- 開閉機構：自動
- 晴雨兼用：◯
折りたたんだときの長さが、わずか17cmになるコンパクトな折りたたみ傘です。それでいて、使用時の直径は96cmほど確保されているので、小さすぎて濡れてしまうこともなさそうです。
6本骨の手動式ですが、そのぶん220g程度と重くなく、バランスのよいサイズ感です。生地には100%のUVカット加工が施されており、日傘としても使えます。
- 重さ：220g
- サイズ：使用時の直径 約96cm、収納時の長さ17cm
- 骨の本数：6本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：◯
1930年に創業した傘専門店「小宮商店」の折りたたみ傘です。傘の生地には綿と麻を使い、内側には遮光ラミネートを施すことで遮光率・UVカット率ともに99.9%以上と謳（うた）っています。
使用時の直径は97cmほど、骨は折れにくいグラスファイバー製。木製の持ち手は優しい握り心地です。高価なのは、職人の手作業によって丁寧に組み立てられた部分が多いから。上質な折りたたみ傘を探している人におすすめです。
- 重さ：320g
- サイズ：使用時の直径 約97cm、収納時の長さ36cm
- 骨の本数：8本
- 開閉機構：手動
- 晴雨兼用：◯
まとめ
折りたたみ傘を選ぶときは、携帯性や機能性を考慮しましょう。軽量で丈夫なカーボン製や自動開閉機能付きなどを選べば、よりスマートに使えるでしょう。
また、日傘としても活躍する晴雨兼用タイプを選べば、雨の日はもちろん晴れの日も使えます。価格帯や機能性、好みのデザインのものを選んで自分に合った1本を手にしてください。
