音楽界におけるレジェンドたちを
これまで生み出してきた、
音楽大国のイギリス。
このたび、クイーンのベストが
全英チャート史上最高販売
アルバム1位に輝きました。
イギリス・ロンドン出身の4人組バンド。メンバーはフレディ・マーキュリー(ボーカル)、ブライアン・メイ(写真、ギター)、 ジョン・ディーコン(ベース)、ロジャー・テイラー(ドラムス)。数多くの名曲を世にもたらした、伝説的なロックバンドの一つとして知られる。現在の認定セールスでは、アルバムとシングルのセールスで世界第5位の3億枚を超え、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねている。世界的に有名なヒット曲として、『ボヘミアン・ラプソディ』、『ウィ・ウィル・ロック・ユー』、『伝説のチャンピオン』、『地獄へ道づれ』、『キラー・クイーン』などがある。
クイーン
クイーンが1981年に発表した『グレイテスト・ヒッツ』が、イギリス史上最もセールスを誇るアルバムに輝きました。
全英アルバムチャートを毎週発表しているザ・オフィシャル・チャーツ・カンパニーは、チャート開始60周年を記念してアルバム史上トップ60を発表しました。
その中で、『ボヘミアン・ラプソディ』や『地獄へ道づれ』などクイーンの代表作が収録された『グレイテスト・ヒッツ』、が発売以来610万枚の売上を記録してトップとなりました。ABBAが1992年に発表した『アバ・ゴールド』が520万枚と続き、同じく520万枚のセールスを誇るビートルズの1967作『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』がスタジオアルバムの1位に輝いています。
4位にランクインしたアデルのセカンドアルバム『21』は、2011年の発売からわずか5年で490万枚を売り上げる快挙を成し遂げており、サードアルバム『25』も昨年11月にリリースされたばかりにもかかわらずすでに27位につける勢いぶりとなっています。
そしてオアシスの1995年作『モーニング・グローリー』が470万枚で5位に続いています。
クイーンは『グレイテスト・ヒッツII』も380万枚のセールスで10位にランクインしており、マイケル・ジャクソンも1982年作『スリラー』が420万枚で6位、1987年作『バッド』が390万枚で9位とトップ10圏内に2作品を送り出す人気を見せました。
全英アルバムチャートが開始された1956年7月22日には、フランク・シナトラの『ソングス・フォー・スウィンギン・ラバーズ』でトップに君臨していました。
今回発表されたトップ60の中で最も登場回数が多かったのはロビー・ウィリアムスで、ソロアルバム『アイブ・ビーン・エクスペクティング・ユー』が48位、『スウィング・ホエン・ユーアー・ウィニング』が56位にランクインしたほか、2010年にテイク・ザットに再加入した際に発表した『プログレス』が57位、同グループの『ネヴァー・フォゲット - アルティメット・コレクション』が59位につけました。
ザ・オフィシャル・チャーツ・カンパニーによる
英国史上アルバムセールストップ10:
1.クイーン‐
『グレイテスト・ヒッツ』
2.ABBA‐
『アバ・ゴールド』
3.ビートルズ‐
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
4.アデル‐
『21』
5.オアシス‐
『モーニング・グローリー』
6.マイケル・ジャクソン‐
『スリラー』
7.ピンク・フロイド‐
『狂気』
8.ダイアー・ストレイツ‐
『ブラザーズ・イン・アームス』
9.マイケル・ジャクソン‐
『バッド』
10.クイーン‐
『グレイテスト・ヒッツII』
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