高い演技力と親近感溢れる
ルックスが魅力的な
人気俳優のイーサン・ホーク。

現在公開中の『マグニフィセント・セブン』では
西部劇キャラクターの一人として
出演している彼ですが、
次回作の題材が実際にあった
スウェーデンのノルマルム広場強盗事件のようです。

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1970年11月6日生まれ。アメリカ・テキサス州出身の俳優、映画監督。代表作は『トレーニング デイ』、『6才のボクが、大人になるまで』、『ガタカ』 など。高い演技力を誇る、人気俳優として多くの作品に出演。最新出演作は、現在公開中の 『マグニフィセント・セブン』。

イーサン・ホーク

 イーサン・ホークが、ストックホルムで起きたノルマルム広場強盗事件を題材にした作品『ストックホルム』に出演することが決定しました。

 1974年に「ザ・ニューヨーカー」に掲載された、1973年8月にスウェーデンの首都ストックホルムで実際に起きた銀行強盗事件についてのダニエル・ラングの記事。『ザ・バンク・ドラマ』を参考に『ブルーに生まれついて』のロバート・バドローが監督兼脚本を務める新作映画に、イーサンとノオミ・ラパスが出演します。

 同作品は後にストックホルム症候群という言葉を生み出すきっかけとなったこの事件のなかで、ストックホルムの銀行内で強盗グループと人質たちがどのような状況下で心を通わせて行き、警察に対して反抗的な態度をとるようになったのかが語られるストーリーになるようです。

 来月ベルリンで行われる、2017年度ヨーロピアン・フィルム・マーケットで同作品の海外での配給先を探す予定となっているシエラ/アフィニティのジョナサン・キアー氏はキャスティングについて、「ロバートの創造力あふれる舵取りと、イーサンとノオミの類まれなる才能が掛け合わされることにより、世界中の人々がこのスリルあふれる真実の物語に魅了されると確信しています。『ストックホルム』は40年以上前に精神状態を表現する(ストックホルム症候群)言葉を生み出し、今なお世界中に興味を抱かせているこの事件の奥深いところを映画ファンのみなさんにお見せすることができるでしょう」と、コメントしています。

 バドロー監督の2015年作『ブルーに生まれついて』に、イーサンはジャズ界の伝説的人物チェット・ベイカー役で出演しており、今回再びタッグを組むことになります。

 現在のところ、『ストックホルム』でイーサンとノオミがどの役どころを演じるのかは明らかになっていません。アバーサーノ・フィルムズが贈る同作品の撮影は、今年4月よりスタートする予定です。

(C)BANG SHOWBIZ