そのイギリスに変化をもたらしたのは、ダイアナ元妃の死でした。
ロイヤルたちのプライバシー保護についての考え方や、何をカメラマンによる「ハラスメント」と考えるかについても、変化が起きたと言えます。
そのためメーガン妃は、王室の一員として過ごした間、道を歩いているところをパパラッチに撮影されるようなことはなかったはずです。
ただ一方でメーガン妃は、ニュースの人種差別的な見出しや、ひどく悪意のあるネット上での嫌がらせに直面します。ダイアナ元妃が経験したこととは、根本的に異なる問題に向き合わなければならなかったのです。
つまり、この2人の女性を同一視することは、この重大な違いを打ち消すことになるわけです。