“引き締めて痩せる”、
ボディーメイクに必要なのは
“肉食”だった!
「太ったから食べない」「野菜だけでダイエットする」というのは、栄養的にも食生活としても理にかなっていないことが判明! 特に男性の場合、ただほっそりと痩せても不健康そうに見えるだけです。
必要なのは「肉」なのです。そこで、ダイエットエキスパート兼管理栄養士の金丸絵里加さんにお話しをうかがいました。
Q1.
絶食ダイエットや
“これだけダイエット”が
ダメな理由とは?
A. 栄養バランスが偏るから
「人には必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなど、体内では作れず、食べ物などから摂取するしかない栄養素が数多くあります。ボディーメイク以前に健康のためには、さまざまな食材を摂ることが不可欠なのです」と、金丸さんはアドバイス。
Q2.
肉を食べて
痩せる理由は?
A. 動物性タンパク質は
必須アミノ酸を多く含んでいるから
「肉には、必須アミノ酸をバランスよく含んでいる動物性タンパク質が多く含まれています。また、鉄や亜鉛、ビタミンB群などのミネラルやビタミンなどの微量栄養素も比較的多く含まれるため、必要な栄養素を摂取しやすい食材と言えるのです」と金丸さん。
Q3. おすすめのお肉は?
A. ラム肉、鶏の胸肉、
赤身肉が“3 大美肉”です
「脂肪の少ない肉のほうが、多くのアミノ酸が含まれます。よって鶏肉なら、ももよりも胸やささみ、豚肉ならももやロースでも脂身の少ない部分を選ぶのがおすすめ。また、レバー類は栄養素の宝庫。食べすぎはNGですが、1~2週間に1回、摂取するといいでしょう」とのこと。
Q4.
痩せるためには
炭水化物制限も
必要ってホント?
A. 適量の摂取は必要です
「炭水化物には、筋グリコーゲンや筋損傷の回復を促したり、筋タンパク質の分解を抑制する効果があります。よって、極端な炭水化物制限は控え、トレーニングの有無にかかわらず、1日130~150g程度の糖質量(食品量ではない)を摂るのがよいとされています」と金丸さん。
Q5.
肉に合わせる副菜や
炭水化物の代替品はある?
A. カリフラワー米や海藻類がおすすめです
「いま話題の冷凍食品、カリフラワー米はご飯の代替品になります。副菜としては、水溶性植物繊維が摂れる海藻類やキノコ類などを選ぶと、腸内環境を整えられておすすめです。もち麦にも多く含まれるため、ご飯にもち麦を混ぜて用意してもいいでしょう。さらに、色の濃い野菜を中心に、野菜をたっぷり摂れればベストです」と金丸さん。
金丸さんのインスタから抜粋! 痩せる肉レシピ
金丸さんはインスタグラムで、痩せるレシピを公開中!鶏肉と卵とじ(写真上)や、豆腐とチキンのグラタン(写真下左)、ラムのカラヒィ(写真下右)など、ヘルシーでおいしそうな料理がずらり。自炊男子は必見です。
料理研究家、フードコーディネーターとしても活躍中の金丸さん。『やせる常備菜』(エイ出版社)など、ダイエット食に関する著書も多数です。
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