稀少性の高いオールドヴィンテージワインの輸入や、150を超える世界各地の優良ワイナリーの正規代理店として、価値あるワインを日本に提供紹し続けている「フィラディス」。2003年の創業以来、 世界のファインワインや希少なヴィンテージワインを数多くのトップレストランやホテル、 ワインショップなどに紹介してきました。
今回、新型コロナウイルス感染拡大の対策として動き出した「STAY HOME」の影響もあって、「あのレストランで飲んだ素晴らしいワインを、もう一度自宅で楽しみたい」というリクエストをたくさん受けたことから、 『Firadis WINE CLUB collection』内での直販をスタートさせることになったとのこと。
第1弾として フランスの銘醸地ブルゴーニュ地方より、トップドメーヌの飲みごろワインを100種類セレクト。 500万円を超える1960年代や70年代のワインファン垂涎のヴィンテージワインから 1万円代の手が届くファインワインまで、 幅広いラインナップを誇ります。
そこで「フィラディス」広報の浅原有里さんに、高価格帯から手の届きやすいものまで、おすすめの3本をセレクトしていただきました。
【高価格帯】
「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」ロマネ・コンティ マグナム・ボトル 1979年
世界で最も名高い単一畑（モノポール）でつくられ、ブルゴーニュ地方だけに限らず世界一のワインと言っても過言ではない“ロマネ・コンティ”。1年の生産量は5000～6000本と、その稀少性も抜群です。
“完全なる球体”と絶賛される味わいは、柔らかな口当たり、口中を包み込むまろやかさ、永遠に続く余韻と全ての要素が卓越しています。「マスター・オブ・ワイン」の称号を持つ英ワイン界の権威、ワイン評論家のクライヴ・コーツ（Clive Coates）氏が「世界で最も希少で、最も高価な、そして、ほぼ常に最高のワインである。これは想像でき得る中で最も純粋で、最も高貴で最も強烈なピノ・ノワールの代表である」と賛辞を贈るほど。
しかも、こちらは70年代モノ！ 市場に残っていたこと自体が奇跡の1本なのです。
【中価格帯】
「ドメーヌ・メオ・カミュゼ」ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ レ・ショーム 2005年
ブルゴーニュの名だたる銘醸畑を所有する名門ドメーヌ（ブドウ畑を所有し、ブドウの栽培・醸造・熟成・瓶詰までを自分たちで行う生産者）、メオ・カミュゼ。その3代目であり現当主であるジャン・ニコラ・メオ氏は、“ワインの神様”と呼ばれる故アンリ・ジャイエ氏に直接指導を受けた数少ない人物の一人です。
上質なピノ・ノワールの複雑な香りをまるごと瓶（びん）に閉じ込める技をジャイエ氏から継承しつつ、今ではコクやテクスチャーの奥行きを生み出すといった、氏が必ずしも得意としなかった技まで会得し、進化を遂げています。
また、ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュ「レ・ショーム」は、一部が特級畑の「ラ・ターシュ」に面している一級畑から誕生したものになります。そしてこの2005年ヴィンテージは、「メオ・カミュゼ」の「レ・ショーム」の中でも最高のヴィンテージのひとつとして称賛されているものになります。
【低価格帯 】
「ドメーヌ・アルヌー・ラショー」ヴォーヌ・ロマネ 2008年
ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌとして、長年にわたり“プティ・ロマネ・コンティ”と呼ばれ名声を築いてきた「アルヌー・ラショー」は、「ロベール・アルヌー」が2008年から改称した名称です。
そんな「アルヌー」の4段階の品質分類の一番上位であるACヴォーヌ・ロマネは、時に並のプルミエ・クリュを凌駕するほど！ 「ロベール・アルヌー」から「アルヌー・ラショー」へと改称した記念ヴィンテージでもある2008年は、市場でも大変貴重なもので、今まさに飲み頃の1本です！
…と、おすすめの3本を紹介しました。
実は偽物もとても多いという、ブルゴーニュのヴィンテージ。「フィラディス」は高級古酒の輸入から始まったという長年の経験を生かして、仕入先を厳選。商品チェックも徹底しており、安心して購入することができます。
このレベルのワインを個人で簡単＆安全に購入できるのは画期的！ たまには贅沢にプレミアムなワインを楽しみましょう。
●お問い合わせ先
フィラディス
公式サイト
