このマークされていない建物のなかには、世界で最も魅力的なクルマのコレクションが隠れていることでしょう。
※本記事は、アメリカの自動車雑誌『Road & Track』の編集者マテ・ペトラニー氏が実際にドイツのシュトゥットガルトに訪れたレポート記事です。
ポルシェがコレクションに持っているおよそ575点のオリジナル車両のうち、その内の一部(取材時はわずか85点)が「ポルシェミュージアム」に公式に展示されています。他のいくつかのマシンは、ツアー中またはクラシック車の祭典などに展示される意外、残りのほとんどはドイツのシュトゥットガルト(Stuttgart-Zuffenhausen, Germany)の郊外に、目立たないように建てられている倉庫に置かれています。
コンセプトカー、デザインスタディ、レースカー、プロトタイプ、ミュールカー、テスト車両…と、何年にもわたって維持されているスペースとのこと。多くの一般の人達はそれらを見ることができませんが、私(筆者)は幸運にもその建物の中に入ることができました。
これまでのポルシェの歴史を感じながら、未分類のマシンなど秘密をたくさん味わわせていただきました。ぜひ皆さんも写真だけにはなりますが、一緒に潜入した気分を味わってください。
あの人気SUVがピュアEVに。ポルシェが新型「マカン」公開
ユアン・マクレガーの愛車、ポルシェ「911T タルガ」がオークションに出品
究極のレストモッド。ポルシェ「911 タイプ964」をよみがえらせる
ポルシェ第3世代の新型「パナメーラ」を発表。進化したPHEVモデルも登場
『996』は真のポルシェ「911」にあらず!? そんなポルシェマニアの言説を正す
ポルシェがラグジュアリーな「EV充電ラウンジ」をドイツにオープン
「ポルシェ 軽井沢オープン2023」大会レポート|世界へ羽ばたく若きプロテニスプレーヤーたち
次に乗るならこんな車。ポルシェ「カイエン」
2023年、注目のラグジュアリー・スポーツカー8台
「Gクラス」や「フェアレディZ」など、過去の名作からデザインを継承した人気モデル
ポルシェ「タイカン」が10万台の製造を突破。発表からわずか3年での快挙
「911スポーツクラシック」は ポルシェの名曲メドレーのような響きを奏でる